親の経済的貧困によって、学習や体験の機会を失い、学力が低下し、不安定な就業につながり、子もまた貧困に陥るという危険がある。
「お金がかかるので部活をあきらめる」「進学をあきらめる」「地域活動に不参加・交友関係を持てない⇒社会的孤立」「周囲との信頼関係が築けない」。また、経済的に厳しい保護者は、「子どもの成長についての知識の欠如」「貧困の連鎖により、自身も栄養不足で育った」「パートのかけもちなど、時間的な余裕がない」「健康状況がすぐれない」などに陥っている例も多い。
そして、相対的貧困は子供の心理的な側面にも悪影響を及ぼし、周りのみんなにとって当たり前の生活が、自分だけが享受できないとい状態は、子供たちに破壊的なダメージを与える。
「貧困は、見ようとしなければ、見えない」
武蔵野市で経済的に困難な家庭の子供たちを支援している"子ども食堂"のボランティア活動があり、東京武蔵野中央ロータリークラブの髙橋青少年奉仕委員長が食材を提供し届ける活動を行っています。
私もその活動に参加させていただき、見えなかった貧困を理解することができ、そのボランティアメンバーが生き生きと活動している様子をみて大変刺激を受けました。
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