こんにちは。
大久保です。
淋しい夏を過ごす事が確定した大久保です。
もう食べて。食べて。食べて。呑んで。呑んで。呑んで・・・。
体重3桁目指し頑張るしかないでしょう(-_-;)
今日はエアコン工事の紹介です。
この施工事例も残すところあと少し。
次回でフィナーレを迎える予定です。
設備設置も終わり、あとは生活家電や照明の取付などを残すのみです。
エアコンの配管は結構頭を悩ませてくれました。
せっかくスケルトンで行うのだから、今風のすっきりした仕上がりにしたい!!
これは当初からのお施主様の希望でした。
【当初のエアコン設置状況】
【当初のエアコン配管状況】
エアコンは当初部屋真ん中の梁に設置されていました。
設計上ちょうどソファなど配置する頭上にあります。
天井高の高い住戸であればよいのですがここは・・・(-_-;)
築年数古く十分な天井高ありません。
現在の標準的な集合住宅だと大体2400㎜。
この部屋は2200㎜が設計上の限界です。
なので部屋を少しでもすっきりとさせる為、
エアコンの室内機を部屋真ん中からベランダ側にもっていかなければなりません。
しかし、ベランダ側の天井はさらに一段低く・・・2000㎜ほどしかありません。
少しでも天高とれるようにと、設置予定の照明の変更など設計変更をかけました。
そして天井高は何とか100㎜アップする事が出来ました(´・ω・`)
窓上のエアコン設置高を有効で400㎜。
これでエアコンとカーテンレール設置可能な状況整いました。
さぁ次は配管をすっきりさせる施工です。
古いマンションだと壁面にダクトを引き込む開口がない場合あります。
築50年・・・この頃はまだエアコンなどは夢のまた夢。だったのかな?
三種の神器と呼ばれた憧れの家電製品でまだまだ一般的には普及していなかったから、
設計上は含まれておらずが多いです。
で設置する場合は苦肉の策でガラス開口し部屋に配管引込が普及したのでしょう。
ただ窓ガラス開口だからあまり見栄えはよろしくない。
カーテンも端まで閉められない。
お施主様もここはすごく気にされています。色々な案を言っていただきました。
しかし、そのほとんどは現実的に??感じでした。
なのでつい・・・(-_-;)
今回は『大久保に全てお任せあれ!!』と豪語してしまいました。
特に何もイメージはない。あるにはあるが結構大変だ。
でも言ったからにはやるしかない!!
男の見せ所だ!!有言実行!!でも彼女は出来ない??
『彼女作るぞぉ!!』
【配管引込状況】
今回はエアコン2室→4室対応に増設します。
その分配管も多い!?なんだぐちゃぐちゃだぞ。
これを見たらお施主様は確かに不安になるでしょう(-_-;)
【手前側への配管】
今回の床はフリーフロア工法を採用しましたので、
仕上り床下に配管などで使用可能な空間があります。
手前側の部屋へは配管を躯体直でころがし、
エアコン設置箇所の壁で立ち上げ対応出来るようにしました。
【排水】
エアコン設置にあたり頭を悩ませる最大の要因は排水です。
エアコンは使用時に水が発生します。
結露などで出た水を排出しないといけません。
結構な量出ますのでそのまま放置だと・・・漏水事故で御座います<(_ _)>
今回みたいな全体改修だと色々な方法ありますが、部分改修だと出来ません。
共用廊下側へ垂れ流す訳には規約上も衛生上もよくありません。
ベランダ側に流すとなると排水勾配・・・あかんばい!!で御座います<(_ _)>
で近くの雑排水系統への流し込みで対応しました。
ただ雑排への直接流し込みだと臭気や虫の問題が出ます。
通常排水配管につなげる場合は封水と呼ばれる水でフタしなければなりません。
キッチンや洗面台などで呼ばれるトラップというモノで対応します。
排水を直接配管に結ぶ設備にはかかせません。
【手前側部屋配管状況】
一番奥側の壁面下です。
浴室排水の系統にエアコンドレン排水を合流させます。
この上部にトラップを設けたのですが・・・撮り忘れ・・・(-_-;)
【仕上り後】
ここは収納の内部になります。
トラップ設置した場所はゴミつまりなどあった際にメンテナンスしなければなりません。
なので点検口を設け対応です。
ここからは窓周りの仕上げ作業です。
どう変わっていくのでしょうか?
【隠蔽作業】
まずは柱型を作ります。
配管周りをきれいに囲う下準備です。
仕上げの化粧作業です。
ここも点検出来るように・・・
そしてエアコン交換時は取り外し出来るようにしないといけません。
大工さんと納め方をあーじゃこーじゃ話合います。
【完成】
大工様と大久保の苦心の作品です。
材料費・作業費・・・見積もり外で作っちまいました。
専務ごめんなさい。この場を借り深くお詫び申し上げます<(_ _)>
最初はもっと簡単に囲う予定でしたが部屋の仕上がりが素晴らしく・・・。
自画自賛ですがそこに負けないようにと張り切り過ぎました(-_-;)
部屋のアクセントカラーで、そしてデザインテイストも合わせ...
なんちゃってコーディネーターらしからぬ配慮です。
【ベランダ側】
外側もすっきりとまとめました。
最初と比べると雲泥の差ですね!!
そして外側から部屋をのぞいた時にガチャガチャした柱型内は見せたくないので・・・
外側部分も化粧材できれいに隠蔽しました。
ガラス周りだけはエアコンパテですが(-_-;)
ここもきれいに出来たら最高ですが、今の私にはまだアイディアがありません。
では次回は最終回!!
感動のフィナーレを・・・迎えられるかな??
その前に淋しい夏休みを過ごす私の人生がフィナーレ迎えるかも!?
さよなら。さよなら。さよなら。
by 大久保
一覧へ戻る