自然素材をふんだんに使って、キレイな空気で快適に
床は無垢のパイン材。壁と天井は中霧島シラスの左官を施し、いつも気持ちの良い空気が、ご家族や来客をお迎えします。
住まいの気配と光を縦につなぐ階段
ご夫婦から「2階で遊ぶ子どもたちの様子を感じられるように…」というご希望がありました。
そこで階段を開放的にして吹き抜けをつくり、リピングにいても2階の気配を感じられるように開放的な空間にしました。
その吹き抜けにある西側の大窓からは、午後に光がおりてきて、時の移ろいを味わうことができます。
大好きなタイルを玄関のアクセントに
タイルのデザインの奥深さにすっかりはまってしまったのが、奥様。
タイルのカタログを見て、「これ、これ。このタイル!」と興味を持っていただきました。
中でも迷いに迷ったのが、玄関にアクセントとして採用した麻の葉型のタイルです。
花がランダムに咲いているようなパターンをご提案しました。
なお、玄関からは廊下のほか、キッチンへも直接アクセスできるようにして、食材などの重たい買い物の荷物をすぐに置けるようにしています。
毎日、朝風呂でリフレッシュ!
毎朝入浴してから出勤されるほど、お風呂が大好きなこ主人。
2階の浴室は、ハーフユニットで清掃性や水漏れの不安を解消しつつ、腰から上の壁は真っ白なやさしい艶のタイルと米杉の羽目板をつかいました。
木の香りとやさしい色使いに、毎朝癒される贅沢な浴室が完成しました。
また、トイレは落ち着いた色のシラス左官壁で調湿・消臭効果も期待できます。
寝室としても使う、和みの空間
ご家族の暮らしは「寝るときは布団」のスタイル。
寝室として使える和室を設けたほか、そこからつながる納戸に少し欲張って書斎を詰め込みました。
西と南の窓には内障子が配され、壁と天井にも和紙を貼って落ち着く空間に仕上がりました。
おもてなしの手洗いスペース
玄関ホールの正面に設けた手洗いスペースには、焼き物好きなご夫婦が用意してくださった趣のある手洗い鉢を設置しました。
真鍮製アンティークの水栓とセットにして、無垢の木カウンターに組み込みました。
玄関から近い場所で、趣のある洗面が来客をもてなします