単身者向けに個性的なキッチン
単身者向けのワンルームを、個性的で意匠性溢れるお部屋に仕上げる為、その中心となるキッチンには、非常に重要な意味があります。
コスト感覚も重要視される賃貸リフォームですが、キッチンにだけはこだわりを持ってご提案、オーナー様のご理解を頂きました。
自由度の高い大型収納
限られたスペースの中、設けた1間半の大型収納には、そのままタンスを押し込んでも、衣装ケースを積み重ねても大丈夫。
使う方にお任せする形で 設計。
僅かな空間にも無駄の無い様、開閉時に出っ張らない3枚シンクロ引き戸にいたしました。
丈夫な内装で美しさをキープ
どんな方がお住まいになっても気に入って頂けるお部屋であることはもちろんですが、
オーナー様にとってはメンテナンス性も気になる床材・内装材は、清潔感に富み、丈夫な商材でご提案致しました。
人気の個別タイプで成約を上げる工夫
昔ながらのタイル貼りで、賃貸としては不人気な浴室・洗面・トイレ一体型水廻りを、それぞれ個別に配置しました。
出来てしまえば簡単そうに見えますが、移動出来ない排水管取り出し位置など、最も既存の建築に制約を受ける作業です。
今回のプランニング作業に於いて、一番苦慮した部分です。
プライバシーに配慮した間取り
ワンルーム賃貸物件に有りがちな玄関を開けると全てが丸見えになってしまう間取りから、
敢えてLDKまでの空間に通路(廊下)を設け、プライベート空間が死角に入るように致しました。
一人住まいの方へのささやかな配慮です。
室内手前の浴室・洗面・トイレをコンパクトにまとめた事により、思いがけず広々とした玄関ホールが実現しました。
見えない部分こそ大切
一定の年月が経過した建物に手を加える際、あるタイミングでの『大手術』は必要不可欠です。その最たる施工が給水管など設備配管の更新工事です。
一度もとり変えていないと、写真のようになってしまいます。
健康のためにも、住まいのためにも真剣に考えていただきたいリフォーム工事の一つです。
施主様コメント
築32年の賃貸アパートをデザイナーズマンション風にということでお願いいたしました。 給排水管の移設、更新工事も含めての全面マンションリォームでしたが、見た目だけではなく、目に見えない部分もしっかりと施工していただけたので、安心しています。