近年、少子化やベテラン大工の引退などで日本の大工人口が減少しています。
その現状を危惧し、家を建てたい人が安心して建てられるよう、
日本の家づくりを支える大工を育成するために立ち上げられた「東京大工塾」。
大工志願者の社員雇用を推進する「東京大工塾」は、31社の会員工務店と20社の協賛企業様に
支えられ、若年大工数の増加と技術の継承を通じて、伝統木造建築の安定供給体制の構築を目的に
活動しており、ハウステックスは会員工務店です。
「東京大工塾」では、4月に入塾式が開催されました。
新型コロナウィルスの影響で第4期生と第5期生の入塾式が開催できなかったため、
今年は第4期生5名、第5期生3名、第6期生7名、計15名の入塾式となりました。(うち4名は欠席)
会員工務店にそれぞれ入社し、ハウステックスにも1名入社しました。
塾生はこれから社員として工務店で働きながら、
週に一回は職業訓練校に通い、大工の基礎から学んでいきます。
入塾式では、塾生証、記念品(腰袋)の贈呈を行いました。
また、先輩方から体験談や成長過程、抱負などのアドバイスをいただきました。
先輩の背中を見て、これから多くのことを学んでほしいと願っています。
大工という仕事はとてもやりがいのある仕事です。
"家を建てる"ことは、ほとんどの人にとって一生に一度の大イベント。
家はこれから先、住み続けていく大切な住まい。
その家づくりを任せていただき、作り上げることが大工の仕事です。
お客様に喜んでいただけた時の達成感と満足感は計り知れません。
これからさまざまなことを経験し、塾生達が大工として成長していく姿が楽しみです。
そして、「東京大工塾」はこれからも建築業界を支え、発展させていきたいと考えています。
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