家族構成や生活習慣は変化するものです。
昔のままの家に合わせた生活をするより、今の自分達が暮らしやすいよう、家をより良く変化させる。
"今を楽しく快適に"がリフォームの意義であり価値と言えるでしょう。
今回ご紹介するのは、川崎市麻生区はるひ野のお宅。
LIXILメンバーズコンテスト2018で、数多くのリフォーム物件の中から「地域優秀賞」を受賞。
10年前にハウステックスで建てた家を、家族が増えた今のライフスタイルに合わせてリフォームしました。
様々なグリーンで季節感を楽しめる玄関アプローチは、ゆったりと広く贅沢に。
床の石板、壁石は琉球石灰岩を使い、雨に当たらず鍵の開け閉めができるようにと付けたひさしも南国風に統一しました。
リビングは吹き抜けの開放感が気持ちいい。
テレビを腰高の壁に掛け、上を窓にすることで自然光がたっぷり入る明るいリビングに。
大きな窓の外はウッドデッキのある庭。ハンモックのあるリラックス空間です。
キッチンの壁には黒板塗装をし、子どものお絵描きや家族の伝言板に大活躍。
リビングの床はパイン材、キッチンの床はタイルを使用しました。
タイルの床は日差しや電力蓄熱機の熱を蓄熱する役割もあるので、ほんのりあったか。
二階のブランコは10年前に作ったもの。
そして子ども部屋には空を見ながら遊べる大きなハンモック。どちらも子ども達のお気に入りです。
ピンクのレースと絵本のような壁紙でデコレーションしたベッドは、まさに女の子の夢!
以前は寝室のクロークコーナーだったので、上部の棚をそのまま活かしました。
洗面スペースは壁面の一部をモザイクタイルにすることで、水はねなどで傷んだ壁を綺麗にリフォーム。
洗面器はそのまま使用しました。
バスルームの大きな窓からは庭を眺められる配置。
奥まっているので周囲からの視線を感じにくく、露天風呂のような開放感を味わえます。
新築から10年経ち、家族が増え、外壁や防水のメンテナンスが必要な時期ともなったことで、リフォームを依頼されました。
この家で暮らした想い出はそのままに、間取りの変更や断熱性アップ、
そして遊び心をいっぱい盛り込んだリフォームが実現しました。
ここからまた、家族の新たな物語がスタートします。
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