豊明市からはじまる尾張町家プロジェクト
宿場や商家が並び、重要な文化や情報が行き交っていた旧東海道。木や土などの自然素材で建てられた町家が並ぶ路地は、人と人・人と町・人と自然、すべてが調和し、私たちが目指している世界がそこにありました。
尾張町家プロジェクト「豊の灯」は、かつての町家建築を再解釈し、未来へと引き継ぐプロジェクト。町家は、温度や湿度の調整機能や耐震構造など機能的にも優れた建築です。自然素材を活かしたその建築技法は脱・炭素社会やSDGsを推進するためのヒントが隠されています。
木材を中心とした愛知県の森林資源を活かして町家建築を未来に残すことは私たちの暮らしに大きな意味をもたらします。
今はまだ小さな「ともしび」ですが、この新しい町家の風景が私たちの暮らしを照らし、明るい未来へとつながっていくことを目指しています。
正藍染と杉材のしずかなる共鳴
江戸時代から多くの人に愛されてきた日本の伝統工芸「有松絞り」。その四世紀以上の伝統を受け継ぎながら、進化を続ける「有松しぼり久田」と共に藍染木材を開発。天然染料だけで染めた藍の木を、建材や家具として使用し、空間に静かな品を与えます。また、古来より藍は防虫・消臭効果があると言われており、機能と美しさをあわせもつ藍の木材をお見せします。
ロゴマークの由来
伝統的な三角屋根に、内と外をちょうどよくつなぐ格子、揚見世と呼ばれる軒先のベンチは町家建築の大きな特徴です。
この町家を象徴する形状をモチーフに制作したロゴには「豊」という字が隠れています。
愛知県の実り豊かな土地を表す漢字をシンボル化しデザインしています。
とよ-の-あかり【豊の灯】
諸説ありますが、豊明市の地名の由来は、奈良時代以降、
宮中で行われた儀式と宴会を指す豊明節会(とよのあかりのせちえ)から名付けられたとされています。
このプロジェクトも、小さな灯に人が集まり、豊かな明かりになっていけるように、
という想いを込めて「豊の灯」と名付けました。
募 集
このプロジェクトに共感してくださる人・職人・企業と協力して、つくり上げていきたいと考えています。
例えば・・・
☑ 地元の木を使った家に住みたい
☑ 古民家に興味がある
☑ 職人の手仕事の家に興味がある
☑ 自宅兼事務所を探している
☑ カフェやサロンなど、自宅でお店を開きたい
☑ セカンドハウスや趣味のための家が欲しい
☑ 町家がとにかく好き
☑ 一緒に街づくりをしていきたい
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