睡眠時間を確保し、よく眠ることは健康にとって大切なことです。
そのポイントをご紹介します。
世界の中でも睡眠時間が短いといわれている日本。
国の調査によると、睡眠時間を6時間未満と答えた人は、全体の約4割だそうです。
睡眠時間を確保し、1日の過ごし方にメリハリを
働く世代は日々忙しいため睡眠不足になりがちですが、心身ともに健康を保つためには、だいたい6~9時間が必要で、最低でも6時間は確保するとよいと言われています。
長く眠ることよりも、よく眠れたと実感することが大切です。
そこで、しっかり眠れるための工夫をご紹介します。
日中、しっかり動く!
しっかり動くことで適度に疲れ、寝つきが良くなり、睡眠の質が高まります。
運動だけでなく、暮らしの中での活動でもOKです。
活動例
野球・ハイキング・軽い大工仕事・雪かき・適度な重さの荷物の運搬などです。
さらに重い活動なら...ジョギング・サイクリング・水泳・大工工事・重い荷物の運搬・テニス・登山・農作業などです。
夕方以降の過ごし方と寝る環境が快眠のカギ!
夕方以降はカフェインを控える
カフェインは覚醒作用や利尿作用があるため、眠りを浅くしたり、トイレに起きたりすることもあります。
とはいえ、夕食後にお茶を飲むこともありますよね。
そこで、ノンカフェインの飲み物はいかがでしょう?今はノンカフェインのコーヒーや紅茶も多くあります。
・緑茶の飲み方を考える...緑茶のカフェインは、コーヒーの1/3程度と言われていますが、摂りすぎると眠りに影響があります。
緑茶を水出しすることでカフェイン量もぐっと減らせ、リラックス効果を高めるテアニンが抽出されるのでおすすめです。
ハーブティーやルイボスティーなどもノンカフェインなのでおすすめです。
スマホを制限する
寝る一時間前にはスマホをやめ、目覚ましに使う場合は、眠りを妨げるSNSなどの通知を切りましょう。
寝室の環境も大切
・冬の湿度は20度以上がおすすめ!エアコンを使う場合は、乾燥するので加湿器を使ったり、濡れたタオルを干すなどの対策をしましょう。
・布団はどう使う?...羽毛布団と毛布を合わせて使うと、羽毛布団の保温効果を十分に活かせるといわれていますが、最近は、毛布の種類によって使い方に違いがあるそうです。
・布団と毛布の合わせ方...ポリエステルなど合成繊維の毛布は羽毛布団の上に。
ウールやカシミヤなどの天然素材の毛布は、羽毛布団の下に掛けたほうが、温かさや肌触りの良さを感じられます。
羽毛布団の上に毛布を掛けて重いと感じたら、タオルケットもおすすめです。
20分以上眠れないときは無理をせず、一度床を出て暗い場所でリラックスし、眠気を感じたら寝床に戻るのもおすすめです。
一覧へ戻る