じっとり蒸し暑い梅雨シーズン。
体の不調をはじめ、住宅にもさまざまな悪影響をもたらします。
ちょっとした工夫で快適な暮らしを実現しましょう。
高温多湿が招く、悪影響
体の不調
湿度や温度、気圧の変化などにより自律神経が乱れがちに。
倦怠感や頭痛、食欲不振などの不調を招くと考えられています。
住まいへのダメージ
カビやダニ、結露などが発生しやすく、住宅をはじめ家具や衣類、また食品などを劣化させる要因につながります。
快適な住まいをキープするポイント
湿気対策の基本は換気です。
湿気は空気の動きにくい場所に溜まりやすいので、空気の出入り口を2箇所対面する形で設け
風通しをよくすることを心がけましょう。
除湿器やエアコンのドライ機能を活用するのも有効です。
湿気の溜まりやすい場所を重点チェックして、カビ・ダニ・結露の発生を抑制
浴室
入浴後は、十分な換気を徹底。
また壁や床に冷水シャワーをかけると、カビの増殖を予防できます。
窓
室内外の温度差が大きい窓は結露が発生しやすく、カビやダニの繁殖要因のひとつに。
食器用洗剤を用いてこまめに窓拭きをしましょう。
市販の結露防止スプレーを吹きかけるのもおすすめです。
靴箱&クローゼット
1日1回は扉を開けるほか、扇風機で空気の循環を。
除湿剤や湿気吸収に役立つ新聞紙を置くのも最適です。
特に雨で濡れた靴はカビの好む場所。
よく乾かしてから収納するようにしましょう。
家具の配置
家具を配置している場所は、湿気がこもりがちで注意が必要です。
できるだけ壁との間に隙間を空けて、風の通り道を作りましょう。
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