冬が近づいてくると、気になるのはガスの利用料金ではないでしょうか?
電気代も上がり、毎月の光熱費も気になるところですよね。
世界的なエネルギーのひっ迫問題により、注目されている「節ガス」。
そんな中、政府は今年夏に都市ガスの節約を呼びかける「節ガス要請制度」の導入に向けた準備を開始したことを発表しました。
今回はご家庭で無理のない範囲で実践できる効果的な節ガス方法についてご紹介させていただきます。
ガスの火力や給湯温度の見直しをしましょう
キッチンでガスを使うとき
鍋ややかんを使うとき、火力が底面からはみ出さないようにしましょう。
ガスコンロを使った調理の際、時短のために火力を全開の強火にする人がいますが、ガスコンロは火力が強いほどガスの消費が激しくなってしまします。
料理の時に、煮込み料理は長時間火にかけなければいけませんが、短時間で仕上がる圧力鍋や、保温性が高い鍋を使うことも手です。
保温性が高い鍋なら、余熱を利用することができるので、ガスの節約になり、つきっきりにならなくても済みます。
余熱調理とは、火を止めて残った熱で調理する方法です。
火を止めてからでも数分は余熱で食材に火が通るので、上手く使うとガスの節約になります。
中華鍋で作るチャーハンなど、強い火力でサッとつくるのも良いですが、フッ素樹脂加工のフライパンは強火より中火での使用が向いています。
調理器具を適切に使うことも、ガスの節約につながるので、ぜひお持ちのフライパンを確認してみてはいかがでしょう。
お湯を沸かすときはフタをすることで、熱が逃げるのを防ぎ、早く沸くので省エネにつながりますよ。
お部屋やお風呂でもガスの節約を
ガスを使った暖房器具を使うとき
ガスの床暖房は、スイッチを切った後も、しばらく暖かさが残るので、寝る前やお出かけ前は少し早めに切るとガスの節約になります。
ガスファンヒーターは、フィルターを掃除することで、運転効率の低下を防ぎ、ガスの節約になります。
お風呂を使うとき
お湯の量を見直し、減らすことでガスの節約につながります。
お湯を沸かすときは、フタをすると熱が逃げにくいので、早く乾き、保温にも役立ちます。
家族で入浴する場合、時間を空けずに入ることで、追い炊きやお湯を足す手間が減り、ガスの節約にもなります。
体や頭を洗っている際にシャワーを出しっ放しにしていませんか?
体や頭を洗う時のシャワーをその都度止めるだけでも、ガスの節約になります。
また、浴槽のお湯を利用することでシャワーを使う時間が短くなるだけでなく、水の節約にもなります。
お風呂の使い方を工夫すれば、ガスだけでなく水の節約にもつながるので一石二鳥ですね♪
ガス乾燥機を利用している場合、天気が良い日は使わずに外干しをするのもおすすめです。
これから寒くなり、ガスを使用する機会が増えますが、節ガスはCO2削減にも繋がります。
暮らし方・ご家族の年代にも配慮しながら健康に無理のない範囲で取り組んでみてはいかがでしょうか?
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