カビが発生する主な要因
①湿度...湿度約80%で、カビの繁殖は活発に。
②温度...温度5~35℃前後で、カビの胞子は付着した表面の栄養と水分を利用して発育。
③栄養...食品・ホコリ・髪の毛などの有機物質がカビの養分になる。
対策point 湿度管理を徹底
カビは、湿度60%以下になると発育が鈍るため50%程度を目安に。湿度を下げるのに最適な除湿機やエアコンは、メンテナンスを怠ると、カビの温床とんってしまうので注意が必要です。
対策point 基本は窓を開けて換気を
湿気がこもらないよう、窓を開けて換気することが重要。タンスの扉も1日1回は開けて、サーキュレーターを稼働させ、空気の通り道を作りましょう。
また家具と壁を密着せず、10㎝程度離して配置するのが賢明です。
対策point 入浴後は高温シャワーを実施
浴室カビの住処。入浴後は、50℃程度の高温シャワーを浴室内にかけるだけで、カビの撃退をサポート。
浴槽や壁などの水滴も拭き取りましょう。
対策point 見落としがちの結露も要チェック
窓、ガラスの結露を放置すると、窓枠やカーテン、床にもカビが発生するリスクが高まります。
水で薄めた食器用洗剤を染み込ませた雑巾で窓ガラスを拭き、仕上げに乾拭きすると結露防止に役立ちます。
湿気対策に、新聞紙、重曹、竹炭が大活躍!
湿気の吸収力に優れ消臭効果のある新聞紙・重曹・竹炭を活用しましょう。
①布団を床に敷く場合は、布団の下に新聞紙を置くと、効率よく除湿可能
②重曹は空き缶に入れて、ふたを開けたままシンク下に配置を。
③調湿も叶う竹炭は、靴箱に最適。効果が薄れてきたら、天日干しをすると復活するので、エコなアイテムです。
高温多湿となるこれからの時期は、カビの繁殖も活発になり、注意が必要です。
室内環境を整え、すっきり快適、穏やかな日々を過ごしましょう。
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