半身浴では体が温まらないという誤解
この2.3年の間に体に優しい入浴方法として『半身浴』が注目を浴びるようになってきました。
『半身浴』とは、みぞおちから下だけをお湯につける入浴方法のことです。
どうして半身浴は体に優しいのでしょうか。
半身浴は1トン近い水圧から上半身を解放し、
その上、むくみがちな足を重点的にほぐすことにより、血行を良くし疲れをとるのです。
さらに、冷え性の防止にもなります。
「半身浴では、体が暖まらないのでは」という声もありますが実際はどうなのでしょう。
半身浴は、下半身の温められた血液は循環して全身をゆっくり暖めていきます。
体は芯から温まり、お風呂から上がっても冷めにくくなるのです。
お年寄りや心臓の弱い方に、特にお勧めな入浴方法なのです。
全身浴の場合、上半身や下半身の体温差が起こす錯覚により上半身が適温でも
下半身のほうが冷たく感じてしまい。ついつい、お風呂の温度を上げてしまいがちです。
そのため、体の芯から暖まる前にお風呂からでてしまうのです。
最初から上半身を外に出してる半身浴だでは、逆にぬるま湯でも暖かく感じ、長時間の入浴が可能です。
ぬるま湯で長時間入浴することより体は内側から温まり、湯冷めしにくくなるのです。
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