昨日の勤労感謝の日に、遠出は出来ないので、都立庭園の『六義園(りくぎえん)』に紅葉を見に行きました。
正門ではなく、染井門から入場したのですが、祭日のためか、人でいっぱいでした。
六義園は、徳川五代将軍・徳川綱吉の信任が厚かった川越藩主・柳沢吉保が元禄15(1702)年に築園した和歌の趣味を基調とする
「回遊式築山泉水」の大名庭園です。
六義園の名称は、紀貫之が『古今和歌集』の序文に書いた【六義(むくさ)】という和歌の六つの基調を表す語に由来するそうで、
自らも和歌に造詣が深かった柳沢が、この【六義】を『古今和歌集』にある和歌が詠うままに庭園として再現しようとしたもので、
紀州(和歌山県)の和歌の浦を中心とした美しい歌枕の風景を写して、造った庭園だそうです。
まあ、とにかく 紅葉がどこから見てもきれいで、違う角度から見ても 写真に撮りたくなる庭園でした。
ほんの一例ですが、撮ってきた写真を掲載しました。
あと、ゆったりと紅葉を見ながら、お茶屋で 美味しく和菓子を頂きました。
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