こんにちは
古民家鑑定士阿部です。
暑い京都に「1泊100万円」の宿坊がオープンしてます。。
それは宇多天皇が888年に創建した後
明治期まで皇子や皇族が代々住職を務めた由緒ある「仁和寺」
「仁和寺」は
格式が高い反面、財政の柱になる檀家がいません。
頼みの綱は拝観料。
少子化による修学旅行客減で拝観者数が低迷し、財源は先細っていました。
それまでの「仁和寺」の宿坊は素泊まり6200円 http://www.ninnaji.jp/syukubou/
そこに新たに「仁和寺」境内にあった【松林庵】(木造2階建て古民家)を
全面改修し宿泊出来るようにしました。
『体験の場所』として食事も出さない「素泊まり100万円」の高級宿坊を作ったのです。
その付加価値率は驚きです。
ターゲットは「資産に余裕のある外国人の富裕層」です。
正直「ここまでやるか!」これでも「宿泊する人いるんだ!」
私の想像できるのはこれくらいまで・・・http://tenkunomori.net/
(この天空の森は1泊20万円くらいです)
私の「付加価値」なんかの考え方は「京都の歴史」には及びません。
「歴史」って凄いです。
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