こんにちは
古民家鑑定士 阿部です。
「働き方改革」関連法案の修正案が出され
「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」が注目されています。
「高プロ」とは
高収入の専門職を労働時間規制の対象から外す制度です。
「残業代ゼロ制度」と共に「対照的」な制度です。
「高プロ」は働き方を柔軟にし
労働者の能力の発揮と企業の競争力向上を目的の制度です。
「残業をすればするほど報酬が増える」という矛盾が解消され
企業にとっては人件費のコストカットを図ることができます。
出社や退社の時間が自由に決められるため、
育児や介護などと仕事の両立が可能となり
ワークライフバランスの実現も期待されています。
報酬を
「労働時間から業務の成果へ変更する」ことを目指した制度ですから
年俸制(これを月々に割る)のと成果ボーナスのような形になります。
そうです「アメリカ的働き方」改革なのです。
私は「年功序列=護送船方式」が日本らしくて好きなのですが
この「働き方改革」でそうも言ってられず、日本も
個人間格差が大きくなり「リッチマン」も多く生まれると感じています。
企業間格差も同じことになるのではないでしょうか?
「心豊かなリッチマン」になりたいものです。
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