こんにちは
古民家鑑定士 阿部です。
私たちの身体は
食べ物の栄養素のみによって出来ています。
食べたものが消化吸収され身体をつくっています。
食品を体温と同じ温度で数十時間腐らせずに保管する方法は
1、菌が入らないように真空に近い環境に密閉する
2、漬物や熟成したチーズのように良い菌が優勢になった状態を保つ
しかなくこれを「お腹の中でしている」のですから
「1」ではなく「2」だということです。
お腹の中で「発酵」している・・・
「人間にとって有害なものを出すのか?有益なものを出すのか?」
人間にとって有害なものを出す腸内細菌群を「悪玉菌」と呼んでいます。
「悪玉菌」は、健康な人でも1割程度はいるとされています。
また健康な人でも、
身体にとって良い「善玉菌」も2割程度と言われていますので、
あと残りの7割の「日和見菌」と言われる菌をどれだけ味方につけるか・・・
という攻防がおなかの中で常に繰り広げられているということになるのです。
「悪玉菌」が優勢になった状態では腸内腐敗が進み、
様々な有害物質を他の栄養素と一緒に吸収し、血液を通って身体中をかけ目巡る事になってしまいます。
(「悪玉菌」は強烈な発がん物質であるニトロソアミンを作り出すとも言われています)
身体中をウンチの成分が駆け巡る・・・(ちょっと汚いですがわかりやすい)
では「悪玉菌を減らす」ためは?
「ヨーグルトを食べる」
「納豆など、発酵食品をとる」(男性/44歳/営業・販売)
「野菜を食べる」
「お肉・油ものを控える」
「定期的な運動」 などなど・・・。
「ヨーグルトは悪玉菌を減らす効果」があるのか?
〜ヨーグルトに含まれるビフィズス菌は
乳酸や乳酸菌にはつくれない酢酸という有機酸をつくり
悪玉菌の増殖を防いで腸内環境を整え
ビフィズス菌がつくる酢酸には強い殺菌力があり悪玉菌の繁殖を抑える〜
と考えられています。
生後三ヶ月の乳児の腸内にいる菌のほとんど(99%)が
ビフィズス菌で占められているのに対し成人(24歳)は11.7%に過ぎないそうです。
一覧へ戻る