こんにちは
古民家鑑定士 阿部です。
この20年好調だった「紳士服業界大手」
紳士服業界は大手4社です。
1位 青山商事
2位 AOKIホールディングス
3位 コナカ
4位 はるやまホールディングス です。
団塊世代の退職やクールビズの広がりなどにより
スーツ市場はこの10年間で30%も減ったとされています。
今後、少子化などにともない
スーツ市場はさらに縮小することが予想されます。
市場の急激な縮小厳しい経営環境にさらされています。
「青山商事」は
焼き肉店の『焼肉きんぐ』、寿司・しゃぶしゃぶ店の『ゆず庵』などを経営しています
鍵の複製や靴の修理を手掛ける『ミスターミニット』も運営しています。
「AOKIホールディングス」は
結婚式場・披露宴会場の運営、カラオケ・複合カフェ・フィットネスクラブの運営などの事業を行っています。
そして現在、ファッション以外の売上構成比が4割近くに達しています。
「コナカ」は
『大衆食堂 半田屋』、『とんかつ専門店 かつや』、『からあげ専門店 からやま』などの飲食店のほか
『スペースクリエイト 自遊空間』(インターネットカフェ・漫画喫茶)などを展開しています。
その中で唯一多角化に走らず独自の戦略を進めるのは「はるやま」
多角化には走らず
「スーツで日本を健康にする」宣言をかかげ、健康をサポートする機能性商品の開発を積極的にすすめています。
重さや窮屈感を3分の1に軽減した「ストレス対策スーツ」や
「ハイドロ銀チタン スーツ」「ノーアイロンシャツ」などが人気で、2期連続増収増益と業績も好調です。
アマゾンジャパンがは
ビジネスファッションのECサイト「Suits Store」をオープンさせました。
AOKI、コナカ、はるやまはパートナーとして参加すしましたが
青山商事は自前の次世代型店舗「デジタル・ラボ」で展開するようです。
さて・・・今後どこが勝ち組になるのか?
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