こんにちは
古民家鑑定士 阿部です。
販売低迷が続くジュエリー業界
国内ジュエリーの小売市場規模は
ピーク時の1991年には
3兆円を超えていましたが現在は1兆円を下回っています。
2008年のリーマンショック以降
1万〜2万円程度以下の低価格品しか売れなくなり
2012年末ごろからはアベノミクスにの影響から
富裕層向けに10万円以上の高額品も売れだしていました。
低価格品が主流ながら一部の高額品も売れ
中価格品はほとんど売れないという市場の二極化が進んでいたのです。
高価格品の主力であったブライダル関連商品の市場も
少子化・非婚化で漸減傾向。
「一生に一度の買い物」であるブライダル関連商品の場合は
選びやすさよりも
数多くの選択肢に迷いつつ自分に合う商品を選ぶことを顧客が望む傾向が強く
ここに注力するとアイテム数が増え効率も悪くなる悪循環に陥ります。
そのジュエリー業界に大きな敵が出現したというのです。
それは「インターネット」販売
特に
低価格品を中心に「ヤフオク」「メルカリ」など売買仲介サイトへの出品が急増。
店舗に行く手間が省け、定価より安く買えるので利用する人が増えています。
「敵は外(意外なとこ)からやってくる」
今までの常識の延長線上に「ビジネスの右肩上がりはない」時代ですね。
一覧へ戻る