こんにちは
古民家鑑定士 阿部です。
安定した職業として人気のある(と言われた)公務員。
公務員には
国家公務員と地方公務員があり、その給与事情は少し違います。
地方公務員の給与はそれぞれの自治体の給与条例によって決められています。
この条例は、国などの勧告を受けて、それぞれの議会の決議によって改正されます。
地方公務員の給与水準が、国家公務員のものより高い所が多いのです。
国家公務員の給与水準を100とした場合の地方公務員の給与水準を示したものを
「ラスパイレス指数」と言います。
都道府県のラスパイレス指数の1位は神奈川県で103.6。
続いて、三重県、静岡県、熊本県、秋田県、東京都、大阪府で
28位の宮城県でちょうど100。
「都会が高い」ということはないようです。
(一番低かったのが鳥取県で93.7)
政令指定都市では1位は静岡市の103.8。
続いて、福岡市103.7、京都市103.3となっています。
人口20万以上の中核市では、越谷市がトップで104.1。
指定都市及び中核市を除く市区町村かでは
1位は京都府大山崎町の103.9。
毎年このように給与水準が公表され
高い自治体はより厳しい目で給与水準の見直しをせまられるというような構図になっています。
ですから毎年1位は変わっています。
しかしラスパイレス指数が高くでたとしても
他の手当なども含めた給与額は国より低くなっています。
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