こんにちは
古民家鑑定士 阿部です。
「地方銀行」は経営の厳しさが増しています。
地域密着で「独自色」を出す「信用金庫」や
圧倒的組織力の「都市銀行」に比べて
「地銀」はマイナス金利政策に伴い収益環境は悪くなっています。
人口減で先細りは避けられないことは明らかですから
独自色を出さなきゃ生き残れません。
「地銀82行」全体の6割の48が減益決算でした。
自己資本比率が低下した地銀は58もあります。
経営指標である総資金利ざやは39行で低下しています。
「地銀」の予想デフォルト確率(倒産確率)
4%台後半、リーマン・ショック直後で1%程度でしたから
銀行破綻の恐れが全体的に高まっていることになります。
金融庁の「金融行政方針」では
「地域の企業・経済に貢献していない金融機関の市場退出は自然のメカニズム」
と言い切っています。
「都市銀」は益々業務量を減らし金融とIT(情報技術)を融合しています。
経費削減でスケールメリットを出しています。
「地銀」はより地域の企業と寄り添い「共に成長していく」姿勢なければ
淘汰され結果地域経済の衰退に繋がります。
「信金」はそれを自覚しているので案外強いかもしれません。
現実愛知で以下の採用で1000万円助成も頂いています
大きな流れを知って「お金を動かしていく」大事なことです。
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