こんにちは
古民家鑑定士 阿部です。
日本全体で3人に1人が高齢者になると何が起きるのか。
病院が介護施設などの代わりをしていた時代がありました。
介護で済む人を入院させていれば、医療費がどんどん膨らみました
医療財政が破綻が目前と迫りました。
医療保険の配分ルールがじわりと厳しくなり
治療の必要の乏しい長期入院は認められにくくなりました。
業態転換を余儀なくされる病院があり、退院を促される高齢者が増えました。
許されてきた甘えが少しずつ通用しなくなってきたのです。
団塊の世代が80代になる2030年の試算では
年金や医療、介護の債務はおよそ2000兆円。
国が抱える1000兆円の借金の2倍もの負担が将来世代にのしかかります。
日本は世界中が経験したことのない状況を迎えます。
全ての人が自己責任の「自助」に努め
周囲が手を差し伸べ合う「共助」を広げなくてはなりません。
「教育費の無償化」がスタートします。
高齢者福祉はより一層厳しくなります。
厳しい未来予想図を前に、私たちはいまどうすべきか?
不都合な現実から目をそらさず、厳しい選択に向き合う必要があるようです。
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