こんにちは
古民家鑑定士 阿部です。
さて【忘年会シーズン】
飲酒運転撲滅のために欠かせない運転代行。
運転代行は基本的に夜の営業です。
夜道は見通しが悪い上、ドライバーは利用客の所有車、
つまり操作に慣れていないさまざまな車種をいきなり運転しなければなりません。
さらに、後続の随伴車が離れずについてきているかどうかを
常に確認しながらの運転ですから
タクシーとはまた違った意味での、高度な運転技術が要求されます。
まずは随伴車の「表示」をチェック!
運転代行業者の車両(随伴車)には
利用者に見やすい「随伴車表示」を行うことが法律で義務付けられています。
ドアに直接ペイントするなど固定化されていることが必須で
認定を受けた都道府県公安委員会の名称や認定番号のほか
代行業者の名称または屋号を記載しなければなりません。
マグネットやテープで張り付けた脱着可能なものは違反です。
無地のままや社名だけの表示は禁止されています。
「自分の車にはちゃんと任意保険をかけているから、万一事故があっても大丈夫」
そう思っているのなら、大間違いです。
運転代行を利用する場合、ハンドルを握るのはあくまでも代行業者です。
事故が起こった場合、基本的には任意保険を使うことはできません。
運転代行業者には
『自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律』によって
運転代行専門の保険(共済)に加入することが義務付けられています。
加入すべき保険金額は
対人8000万円以上(利用者や同乗者の損害も対象)
対物200万円以上、客車車両200万円以上と決められています。
運転代行業者には、
運行前、利用者に対して保険(共済)が付保されているということを
書面で見せて説明するよう努めることになっています。
(この説明を乗車前に受けたことはない気がします)
2002年の時点では4000余りだった事業者数は、
飲酒運転の刑罰強化とともに一気に倍増しました。
業者の数が増えたことは喜ばしいのですが
適正な業者を選ぶことも重要です。
皆様のお抱えの代行業者は大丈夫ですか?
!(^^)!
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