こんにちは
古民家鑑定士 阿部です。
今日は、ふるさと納税について書きます。
ふるさと納税
6割の自治体で昨年より減少しています。
過度な競争を抑え「返礼品を見直したこと」が原因です。
当初は牛肉などの特産品が中心でしたが
家電や商品券などに拡大。
返礼割合も競うようになり総務省は
「家電などを返礼対象から除外するよう」通知しました。
昨年度全国2位の72億円を集めた長野県伊那市は
家電の返礼を取りやめたことで10分の1に縮小したそうです。
返礼品競争の過熱は制度全体に対する信頼を損います。
納税額が減るのは返礼品目的の寄付が多かったことの裏返しです。
その伊那市は「ライザップ」と連携し、
市民を対象とした健康増進プログラムの実演と合わせ
ふるさと納税の寄付への返礼品として
全国のライザップジムで利用できるシェイプアッププログラム(16回分)
の提供開始を発表しました。
http://www.sankei.com/life/news/171108/lif1711080032-n1.html
伊那市の担当者は
「取り組みをきっかけに伊那市を知ってもらい
実際に来てもらえれば。返礼品をモノから来訪につながるコト(事)にシフトする」
としています。
伊那市とライザップの間には特にゆかりはありません。
こりゃダメでしょう!!
「お金さえ集まればあの手この手」
「地域を応援したい!ふるさと納税」の本質を変えてしまうのは
良くないと私は考えます。 ヽ(`Д´)ノプンプン
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