キッチンと壁の間は60cm。図面だと狭く感じるとご不安があったようですが、当時工事中でキッチンが近しい寸法のお宅をアドバイザーが案内させていただいたことで、実際に体感でき安心されたそうです。
掃除がしやすいよう、アドバイザーの自宅で採用した高級感のある60cm角タイルを提案しました。リフォーム前は食器棚を2つ置いていたそうですが、収納力が高いキッチン・背面収納にすべて収められ、かつ余裕があるとのこと。奥様のご希望でIHはグリルレスを採用され、よりスッキリに。
もともと壁付けだったキッチンを対面できるようにしたい、外を見ながら調理したいというご要望から、二列型を提案させていただきました。LIXILの「リシェルSI/センターキッチン2列型L1800」オープンタイプをダイニングテーブルと一直線に配置しています。上部の照明はご主人のこだわりで、キッチン上のライティングレールとテーブル上のライン照明を並べました。ダイニングのテレビ周りはチューナーや電話、インターネット機器など置かれたいものがたくさんあり、すっきり収納できるよう、造作のボックスで隠しながらまとめました。
整理収納アドバイザーの資格を持つ奥様はその学びから収納力を上げたいとのパントリーを希望し、以前納戸だったスペースをパントリーに。広さがあるので両サイドに可動棚を設けても圧迫感なく収納量を上げられました。お気に入りの籠を少しずつ揃えて収納をしていらっしゃいますが、何個も何個も買ってもまだ余裕があると奥様。
もともと6帖の和室でしたが、ダイニングキッチンと一体化したリビングに変更しました。
洗面は、コーキング処理の目立たないデザインにしたいというご主人のご要望があり、手洗い器の底が丸型の形であれば気にならないだろうとアドバイザーやコーディネーターの提案を生かした造作にしました。さらにカウンターやタオル掛けも造作し、とても使いやすいと満足されています。