家事がしやすいようキッチンは絶対アイランド型にしたいと思い、探していた奥様が惚れ込んだパナソニックのラクシーナ。少し深みのある青色の扉とゴールドの取手、横並びのトリプルIHなど設置される日をまだかまだかと待ち望んでいたそうです。また「キッチンから海が見えるようにしたい」とのご要望から、コーディネーターが1㎝単位で配置にもこだわり、海から昇る朝日が見えるキッチンは今日も頑張ろうと後押ししてくれるような存在に。
来客時とこたつを置くためにと和室をつくりましたが、和のテイストと家のイメージが合わないことから思い切って畳の色を青色に。LDKに面する和室のため、青色で調和を取りつつ、あえて扉は付けず、キッチンとの間にデザイン格子を取付け、畳を小上がりにすることでゆるく空間を分けています。またクローゼットよりLDKの広さを重視した分、片付けにくいクリスマスツリーやスキーウエアなどをしまえる畳下収納は奥様たっての希望。
奥様が一目惚れで購入された可愛い木製の鏡。ランダムに塗装された鏡に合わせて、収納棚も1枚ずつ色を変えました。洗面ボウルは漬け置きができるように、低コストで実用性を兼ね備えたTOTOの実験用シンクを採用。マリンライトと合わせて、アンティーク調でゴールドの蛇口は清潔に保てるように壁出しタイプにしました。アクセントに入れたタイルの黒い目地は、汚れが目立ちにくいというメリットも。ただオシャレな空間にするのではなく、機能性も重視しました。
奥様のイメージを聞き、何種類も取り寄せたサンプルの中から選んだ、ティファニーブルーが印象的なトイレ。壁紙が映えるよう、便器や手洗器、タオルリング、紙巻器、ミラーは全て白色で統一しました。注文の際、人気のため欠品するという事態もありましたが、奥様の希望を叶えたい一心で、入荷を待っての工事となりました。
プライベートな空間ということで、奥様の好きな「白い床」「ストライプ」を盛り込んだ北側だけど明るい主寝室。自由に高さを変えられる可動棚を設置したオープンな収納部分にはストライプ柄のアクセントクロスを使っています。荷物を置いた時もその奥に見えるストライプ柄が気分を上げてくれます。
床がタイル貼りで物置として使っていた部屋を子ども部屋に。壁1面だけアクセントクロスを貼る予定でしたが、部屋の3面に窓があるので、あまり引き立たないと感じ、全面を青色のクロスにしました。床をLDKと同じオークに揃えながら、印象に変化を持たせるためにパーケット調にしました。