「慶びに応えて信頼を得る」
当社は明治20年(1887年)に、畳表の仲買商として城口商店を創業以来、今日に至るまで畳関連の事業を中心に発展して参りました。初代は、仲買業としてい草生産農家と問屋とを繋ぐ役割でした。2代目は、問屋として全国の畳屋さんと繋がりました。3代目は、個人のお客様と直接繋がることを目指し、室内装飾に業態を広げ高度成長の時流に乗り建築工事まで業務を拡大しました。そして現在では、全国の旅館を顧客とする畳のリース事業も展開しています。
日本固有の文化である畳は、客人をもてなす時など、人生の転機に畳屋さんに発注されるものでした。そのため、慶事までに仕事を間に合わせることが、当社の喜びであり使命であると私たちは考えてきました。125年以上の社歴において綿々と受け継がれた「慶びに応える」精神を社是としています。
生活習慣が変わり、畳での生活が減ってきた現在では、「慶びに応える」をキーワードに、住宅のリフォーム事業にも積極的に取り組んでいます。人々が生活をする上で快適であることはもちろん、生活の基盤である住宅を守ることも当社の使命であると感じています。
平成24年7月1日