トイレスタンプの効果
まずは、スタンプ型のトイレ用洗剤について確認してみましょう。
- 水を流すだけで洗浄される
トイレスタンプは、水を流すたびに便器が自動で洗浄される仕組みになっています。その秘密は「マラゴニー効果」。スタンプのジェルから溶け出した洗浄成分が、水と一緒に便器全体に広がる現象です。水が溜まる部分だけでなく、フチ裏まで成分が行き届き、見えない汚れの付着を防いでくれます。
- コーティングで汚れにくくなる
トイレスタンプには防汚成分も含まれています。分かりやすく言えば、フライパンのフッ素コーティングのようなイメージ。便器の表面に薄い膜を作り、汚れが付きにくい状態にする働きがあります。
- 消臭・芳香も同時にできる
トイレスタンプのジェルには香りが付いているため、使うだけでトイレ全体にほんのり良い香りが広がります。そのため、消臭剤や芳香剤を置かなくてもOK。見た目的にもスッキリしますし、節約にもつながります。
トイレスタンプの使い方
ここからは、トイレスタンプを正しく使う方法を紹介します。
- 貼って、水を流すだけ
トイレスタンプの使い方はとてもシンプル。専用の容器からジェルを押し出し、便器の内側にポンと貼るだけです。ポイントは、傾斜が緩やかな部分に貼ること。水が勢いよく当たる場所は剥がれやすく、凸凹がある部分では流れ落ちるのが早くなったりするので、注意してください。
- ブラシでのトイレ掃除は必要
「トイレスタンプを貼れば、もう掃除しなくていい?」と思ってしまいがちですが、残念ながら掃除が不要になるわけではありません。確かに汚れにくくはなりますが、水アカや尿石などの頑固な汚れはスタンプの洗浄成分だけでは落としきれません。特にフチ裏は汚れが溜まりやすいため、定期的にブラシでこすりましょう。
- 1~2週間で貼り直す
トイレスタンプの効果は1〜2週間持続します。ただし、使用頻度や水温によって変わります。例えば、家族が多く、トイレを頻繁に使う場合は1週間ほどでジェルがなくなってしまいます。「そろそろジェルが小さくなってきたな」と感じたら、新しく貼り直しましょう。
なお、長期間家を空ける前には貼らないほうがベター。旅行などで数日使わないと、ジェルが乾燥して固まり、効果が薄れてしまいます。
トイレスタンプの注意点
トイレスタンプは便利ですが、使う前に知っておきたい注意点もあります。
- 防汚加工トイレは付きにくい
汚れがつきにくいように、便器の表面がツルツルに加工されていますか?「防汚加工」が施されたトイレは、水アカや汚れがつきにくい反面、トイレスタンプも付きにくいのが難点。
「何度貼ってもすぐに剥がれてしまう...」という場合は、便器の材質を確認してみましょう。もし防汚加工がされているなら、掃除のたびにブラシ部分を交換できるトイレブラシなど、他のアイテムを検討してみてください。
- 「まぜるな危険」洗剤は使わない
トイレスタンプが残っている状態で、市販の洗剤を使って掃除しても基本的には問題ありません。しかし、「まぜるな危険」と表示された洗剤には注意が必要です!トイレスタンプの成分と混ざると有害なガスが発生し、気分が悪くなる恐れがあります。洗剤を使う前に、必ずパッケージを確認してください。
トイレスタンプより手軽!「水回りコーティング」
「トイレスタンプは便利だけど、貼り直すのがめんどくさそう...」と感じた方におすすめなのが、「水回りコーティング」です。水回りコーティング(レコナアクアリフレッシュ)は、便器の表面に特殊なコーティングを施し、汚れの付着を防ぐ技術です。一度施工すれば5年ほど効果が続くので、トイレスタンプのように頻繁な貼り替えはしなくていいんです。
さらに、トイレだけでなく、キッチン・浴室・洗面台もカバーしているため、水回り全体の掃除をラクにしたい方にもぴったり!新築の時のようなピカピカな水回りを維持したい方はぜひ、水回りコーティングを一度チェックしてみてください。
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まとめ
今回は、スタンプ型のトイレ洗浄剤(トイレスタンプ)についてご紹介しました。トイレスタンプは便器にペタッと貼るだけで、汚れが付きにくくなり、掃除の手間を減らせる便利なアイテムです。
ただし、効果は約1~2週間しか続かないため、定期的な貼り替えが必要になります。「もっと手軽にキレイをキープしたい!」という方には、一度の施工で長期間汚れを防げる「水回りコーティング」がおすすめです。トイレ掃除は家事の中でも意外と大変なもの。トイレスタンプや水回りコーティングを活用して、少しでも手間を減らしましょう。
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