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最近のお歳暮事情!送った方がいい?いつまでに送る?

 

みんなはお歳暮贈ってる?

マイボイスコム株式会社が行った『ギフト』に関する調査によると、直近1年間で誰かにギフトを贈ったと回答した人は約65%。その中で「お中元・お歳暮」を贈った人は全体の44%でした。お中元やお歳暮を贈る人は、2021年には約5割程度いたものの、その割合は年々少しずつ下がってきています。

お歳暮といえば、職場や取引先でお世話になった方に贈るというのが一般的でした。しかし、最近では社内での贈答品のやりとりを禁止する会社も増えていて、こういったことも、お歳暮を贈る人が減ってきている要員のようです。

 

近年のお歳暮事情

お歳暮は、「スーパーの店頭」「百貨店の店頭」「オンラインショッピングサイト」などが主な購入場所ですが、近年は「オンラインショップ」が増加し、「店頭」は減少傾向にあります。

お歳暮の内容としては、「お菓子・デザート・アイス類」が最も多く約26%、次いで「加工肉」が24%、「ビール類」が21%となっています。その他にも、「魚介類、水産加工品」は17%、「果物」が12%という結果に。贈り先については「親戚」が最も多く、5割弱でした。

 

 

お歳暮を贈る時期

お歳暮を贈る時期は、一般的には12月初旬から20日までが目安となります。お世話になった方々に年末のご挨拶として感謝を伝える大切な機会ですので、時期を守ることが大切です。

 

地域による違い

お歳暮を贈る時期は、実は地域ごとに少し違います。関東地方では12月1日から12月20日までですが、北海道や関西地方では少し遅れて12月10日から12月20日です。さらに、沖縄では12月初旬から25日頃までと、少し長めの期間が設けられています。お歳暮を贈る相手の地域によって時期を調整しましょう。

 

11月に贈るのもOK

最近では、11月末にお歳暮を贈る人も増えてきています。特に、年末に帰省や海外旅行を予定していて年内に受け取れないという方には、早めに届けても問題ありません。

すぐに食べられない可能性がある場合や、相手のスケジュールが読めない場合には、日持ちのする食品を選ぶのがおすすめです。例えば、乾麺や調味料、保存がきくお菓子などがよいでしょう。

 

お歳暮の準備を始める時期

お歳暮を届ける時期は12月20日までが目安ですが、準備はそろそろ始めたほうがよいです。リストの作成や、贈る相手が喪中かどうかの確認、お歳暮の品選びなど、やることが意外と多いんです。

「まだいいかな」と思っていると、年末が近づくにつれて忙しくなり、ぎりぎりになって焦ることになるかもしれません。また、デパートや百貨店では11月頃から「早割」が始まります。この時期に購入すればお得に買い物ができるだけでなく、人気の商品が売り切れてしまう心配もありません。

 

 

お歳暮として贈ってはいけないもの

お歳暮は感謝の気持ちを伝えるものなので基本的にはどんな品物でも構いませんが、選ばないほうがよいアイテムも存在します。相手に喜ばれ、かつ失礼にならない品物を選ぶようにしましょう。

 

現金や商品券

相手の好みが分からない場合は現金や商品券・ギフト券を考えるかもしれませんが、これはNG。「お金に困っている人に施す」という意味に捉えられてしまいます。何を贈るか迷ったらカタログギフトが無難です。お肉や海鮮、スイーツ、お酒など、相手が自分で好きなものを選べるため失敗しません。

 

ハンカチ

ハンカチは実用的で、プレゼントとしてよく選ばれますが、あまりおすすめできません。漢字で「手巾(てぎれ)」と書き、「手切れ(縁を切る)」を連想させるからです。

 

靴下やスリッパ・靴

寒い時期には、相手の足元を温めるために靴下やスリッパ、靴などを贈り物として考える方もいるかもしれません。しかし、履物は「足で踏みつける」という意味を持つことから、お歳暮としては不適切です。

特に、目上の方や上司に贈るのは避けた方が良いでしょう。

 

お歳暮の時期を過ぎてしまった場合

忙しい年末、特にお子さんのいる家庭では他のことに追われて、お歳暮を忘れてしまう時もあります。でも、大丈夫。時期を逃してしまっても感謝の気持ちを伝える方法はあります。

 

相手に連絡する

まず、遅れてしまうと気付いた時点で、相手に電話や手紙で連絡しましょう。特に、毎年お歳暮を贈っている相手の場合、届かないと「どうしたのかな?」と心配させてしまう可能性があります。

 

「御年賀」として贈る

もしお歳暮が間に合わなかった場合、新年のご挨拶(御年賀 / おねんが)として贈りましょう。御年賀の時期は1月2日から1月7日まで、関西では1月15日までです。

なお、1月1日(元旦)は家族でゆっくり過ごす方が多いため、この日は避けてください。

 

「寒中御見舞」として贈る

もし御年賀にも間に合わなかった場合は「寒中御見舞(かんちゅうおみまい)」として贈るのもよいでしょう。暑中見舞いと同じで、気候が厳しい時期にお相手の健康を気遣う挨拶です。松の内(関東では1月7日、関西では1月15日)が過ぎた後、立春までの期間(1月8日から2月4日頃まで)に贈ることができます。

お手紙を添える場合は「寒中お見舞い申しあげます。」から始めて、近況・相手の健康を気遣う言葉、日付と続きます。相手に年賀状をもらっていた場合はそのお礼も書くと、より丁寧な印象を与えます。

 

 

まとめ

今回は意外と知らない「お歳暮」について紹介しました。12月初旬から20日頃に贈るのが理想ですが、最近では11月中に届けても問題ないとされています。年末に近づくにつれ忙しさが増しますから、今のうちに連作先リストを作成したり、ギフトを選んだりするといいかもしれません。

万が一お歳暮の時期を逃してしまっても、御年賀や寒中御見舞として贈れば大丈夫です。この記事を参考に、大切な方へ感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。

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