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そろそろ秋から春にかけてのガーデニング準備!8月に植えたいおすすめの草花

8月に植えたい!おすすめの草花【8選】

8月に秋から春に咲く植物を植えると、長期間お庭が華やかになります。この時期に種をまいておきたい草花8種類を紹介します。

 

パンジー・ビオラ

パンジーやビオラは、色のバリエーションが豊富でとても鮮やかです。今から種をまいておくと、秋から春にかけて長く楽しめます。

種類が多くてどれを選べばいいか迷ってしまいますが、特におすすめなのはビオラの「天使の誘惑」です。最初は黄色の花を咲かせ、その後、水色や紫色に変わっていきます。色の移り変わりをぜひ観察してみてください。

 

バラ

ガーデニングと言えば、一度はバラをイメージするのではないでしょうか。「育てるのが難しそう...」と思われがちですが、実は意外とカンタンなんです。

例えば「ピエール・ドゥ・ロンサール」という品種は病気や害虫に強く、生育旺盛でとても育てやすいので、初心者でも安心して挑戦できます。薄いピンクの花が咲き誇る様子は、本当に見事ですよ。なるべくバラにストレスを与えないよう、露地植えか10号以上の大き目の鉢やプランターでの栽培をおすすめします。

 

ハボタン

ハボタンは、夏に種をまいて冬から春にかけて観賞する植物です。独特の葉の形と色合いが魅力で、特に「円(まどか)」は正月飾りとして根強い人気があります。

ただし、虫に狙われやすいので注意が必要。種をまいた後、9月まではポットで育てると良いでしょう。しっかりと管理すれば、冬の庭を美しく彩ってくれます。

 

カンパニュラ

カンパニュラは、かわいらしい見た目で人気があります。釣り鐘状の花を多数付けることから「フウリンソウ(風鈴草)」とも呼ばれます。

寒さに強く、病害虫も少ないので、ガーデニング初心者の方にもおすすめできます。種をまいてから花が咲くまでの期間も10日前後と短く、手軽に楽しめます。

 

リコリス

リコリスは、いわゆるヒガンバナです。夏の終わりから秋にかけて咲くリコリスは、一度植えてしまえばほったらかしても咲いてくれるので初心者向きの品種です。お庭に一風変わったアクセントを加えてくれ、特に群生で育てると見ごたえがあります。

地植えでも鉢植えでもいいですが、風通しと水はけは重要。日当たりのよい場所を好みますが、半日程度の日差しがあれば十分に育ちます。

 

コスモス

コスモス(秋桜)は、秋を代表するお花ですよね。色や形がさまざまな品種があり、好みに合わせて選べるのが魅力です。例えば「キャンパス ブライトカラーミックス」は、オレンジとイエローが混じっていて、お庭をグッと明るくしてくれます。

土質は選ばないため直接種を地面にパラパラ蒔いても育ちますし、鉢植えでも大丈夫です。日当たりと風通しのよい場所に植えましょう。

 

ストック

ストックは、そのゴージャスな見た目と爽やかな香りが特徴です。切り花として室内に飾ったり、贈り物にしたりと、楽しみ方もいろいろ。8月下旬から11月ごろに植えると、冬から春にかけて花が咲きます。

地植えでも鉢植えでも栽培可能ですが、花を咲かせるには日光が必要です。日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。

 

ニチニチソウ

ニチニチソウ(日々草)の原産地はマダガスカルやスンダ列島などの暖かい地域です。そのため、夏の暑さや多湿に強く、炎天下でも大丈夫。上手に育てることで、一年の半分以上、次から次へと花をつけてくれます。

ジメジメした環境が苦手なので、水はけには注意し、日当たりと風通しのよい場所に置きましょう。また、泥はねが病気の原因になるため、周囲より一段高くなった場所や、すのこ、人工芝などを敷いた上に鉢を置いておくことをおすすめします。

 

秋に向けたガーデニングの注意点

秋・冬のお庭を楽しむには、今の時期にやっておきたいことがいくつかあります。ここからは特に重要なポイントを紹介します。

 

土の消毒を行う

古い土を使うと、お花や野菜がうまく育たないことがあります。これまで育てていた植物の根が残っていたり、害虫や病原菌が潜んでいたりするからです。そこで、植え付ける前に土の消毒(土壌消毒)を行いましょう。いくつか方法がありますが、おすすめは石灰窒素です。

使い方は簡単で、一般的な肥料と同じで土にまいて耕すだけです。石灰窒素は殺虫・殺菌・除草効果があり、最終的には毒性が残らずに肥料として変わっていきます。これなら安心して使えます。

 

台風・強風対策

8月から9月は台風が多く発生する時期です。せっかく大切に育てていた草花が台風で駄目になってしまうのは悲しいですよね。

そこで、台風が来る前にしっかり対策をしておきましょう。例えば、「プランターは風が届かない場所に移動させる」「丈の長い草花には支柱を立てる」「防風ネットで囲う」といった方法があります。

 

日陰を作る

9月下旬になっても、まだ30℃を超える日もありますよね。8月に植える植物の中には、真夏の直射日光が苦手な品種も存在します。

移動できるものは、家の影になるような場所に移動させると良いでしょう。地植えで動かせない場合は、遮光ネットやすだれを使って強い西日から草花を守ってあげてください。こうすることで、植物が元気に育ちやすくなります。

 

マルチングしておく

マルチングとは、土の表面に資材を敷くことです。具体的には、バークチップやウッドチップ、腐葉土などをかぶせます。資材が水分をその場に留めてくれるので、土の乾燥を防げることができます。また、夏には直射日光による高温から根を守る効果があり、冬には保湿や保温、さらには霜柱除けの効果も期待できます。

 

まとめ

今回は、8月に植えたいおすすめの草花と注意点を紹介しました。今のうちに準備を始めることで、秋冬のお庭も華やかになります。

この記事を参考にして、寒さの中でも健気にかわいい花を咲かせてくれる品種を選んでみてください。

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