省エネ住宅という言葉は聞いたことがあると思いますが、具体的な内容はご存知ですか?
建物の断熱性能を上げる事によりエネルギー消費を抑える事も大事ですが、実は他にもあります。
省エネ住宅とするためには、住宅設備においてもエネルギー消費の少ない
高効率型のものを採用する事が大切です。
家庭用で使用される製品を中心に、小売事業者が製品の省エネ情報をラベルに表示するための制度が
2006年10月から開始されました。
表示の内容は
・製品個々の省エネ性能を表す省エネラベル
・市販されている製品のなかで相対的に位置づけた多段階評価
・年間の目安電気料金(または目安燃料使用量) 等です。
では具体的な住宅設備とは・・・
1.暖冷房設備
昨今は、家電製品の省エネ効率も大変向上していて、中でも、家庭で最も電力を消費するエアコンの場合、
2010年型のエアコンは2000年型と比較して約14%も省エネになっています。
2.給湯設備
給湯に使うエネルギーは、家庭で使用するエネルギーの約30%と大きな割合を占めています。
高効率給湯器やコージェネレーションシステムを使う事が有効です。
3.換気設備
断熱性と気密性の向上した住宅では、シックハウスや結露対策面からも、計画換気が大切です。
適切な換気方式を採用し、換気設備も省エネのものを選択しましょう。
4.照明設備
照明や電球についても、できるだけ省エネ性能が優れたものを選択しましょう。
電球形LEDランプは一般的な電球などと比べて、消費電力が約1/4から1/6と省エネになります。
また、寿命は約40,000時間と非常に長寿命です。
5.太陽光設備
太陽光発電は、「太陽電池」と呼ばれる装置を用いて、
太陽の光エネルギーを直接電気に変換する発電方式です。
地球上に到達する太陽光のエネルギー量は1㎡当たり約1KWです。
もしも地球全体に降り注ぐ太陽エネルギーを100%変換できるとした場合、世界の年間消費エネルギーを、
わずか1時間でまかなうことができるそうです。
太陽光発電の最大のメリットは、エネルギー源が無尽蔵で、クリーンである点です。
高効率の住宅設備はまだ他にもありますが、代表的なものを書かせていただきました。
普段の生活ですでに使っているものもあると思います。
今お住まいの住宅でも、リフォームをする事により省エネ住宅にできるので、
その際はぜひ当社にご連絡ください。
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