1995年に始まっていた電力自由化ですが、私は何の損得も感じられませんでした。
ですが、今年6月11日に“電力小売りの全面自由化”を柱とした改正電気事業法は
画期的なものだと思います。
今まで電力を購入する会社は住むところにより決定していましたが、
一般家庭でも、電力会社が選べるようになるのです!
今まで、電気料金が高いと節約するしか出費を抑える方法はありませんでしたが、
もっと電気料金が安い会社に乗り換えれば、など選択肢ができるのです。
また、住宅を購入時に太陽光パネルの搭載を検討するときも、売電を今までの
1社だけでなく、他社も検討できるようになります。
これも知っておかなければ検討の選択肢は広がらないので、その時の情報を
しっかりと確認しておきたいですね。
2016年からとのことですが、新電力設立の届け出を提出した企業は200社を超えるようで
本当に楽しみです。
戦後60年以上続いた大手電力会社による電力販売の独占体制が終わり、
古い時代が終わるように感じます。
但し、デメリットもあるようです。
先だって自由化をした海外では、当初、電力料金があがったり
発電と送電が異なる会社で行われることによるトラブルで停電が起こったり
したそうです。
料金があがって混乱したりせず、停電による備えもしておきたいですね。
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