今回は『ひねり金物』についてお話したいと思います。
ひねり金物とは、垂木を母屋、軒桁、棟木に取り付けるためのものであり、
構造耐力上重要な部分の接合に用いる金物のことです。
使用方法としましては、桁等の内側(棟側)に接して取り付けます。この場合、垂木勾配 2.5 / 10 以上をとります。
桁芯を峠にして垂木を納める場合はに、垂木勾配 5 / 10 以上をとります。
垂木の両面使いも可能です。
タイプとしましては ST-9 / ST-12 / ST-15 の3タイプがあり、
垂木の勾配や風の吹き上げる力によって使い分けます。
ひねり金物と同等な認定品としましては
ハイケンタイ ・ タルフィック ・ 垂木どめⅡ ・ ラフターバンド ・ 垂木クランプ などがあります。
以上がひねり金物の説明になります。
住宅に重要である補強材や接合金物について次回もご紹介していきたいと思います。
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