こんにちは!本多建設の本多和彦です。
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今年も数える日にちが少なくなりました。
また年賀状を書く頃となり、
先日100枚買ってきました。
さて来年に向かって何と書けばいいのか
思案に暮れています。
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すべて手書きで100枚を書くとなると、
午後から3時間ぶっ続けで書いて
3日から4日はかかります。
サインペンを最初に使いますが
途中で万年筆に替わり2,3本の万年筆を使います。
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だったら最初から万年筆を使えば良さそうなのに、
サインペンのほうが長時間書いていると疲れない
ような気がするんですが、もともと字はへたくそ
なのでサインペンの字に飽きてしまい、
万年筆にすればもう少しはましな字になるかも
しれないと、錯覚するんですね。
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さらにその万年筆を取り替えるたびに、
同じ希望のもとに書き込むんですが、
やはり最初から字は代り映えありません。
そうこうしているうちに100枚を書きあげて
しまいます。
毎年同じことの繰り返しで、
いわば年中行事のようなものです。
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作業手順もまったく同じで、最初、ハガキの表に、
住所、氏名、そして私の住所、氏名を100枚通しで
書きます。長年それを続けていると、
年賀状を手書きで書く重要さがわかります。
つまり、年賀状は遠距離で普段はなかなか会えない
親しい人への、近況報告や今年の抱負などの
インフォメーションでもあり、
近場の人への新年のご挨拶でもありますが、
相手の住所や名前を書くことによって、
相手のことを思い出しながら懐かしさを覚えたり、
過去の記憶を手繰ってみたりして、
そういうことを一年に一度はやるべきだよと、
長年の習慣から学んだような気がします。
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裏面にはいつも同じあいさつで、
ひらがなの「あけましておめでとうございます」
さらに一言相手によってかき分けるので、
時間がかかります。その一言が一番大事で、
相手からの年賀状がただの印刷物であれば、
0.1秒で仕分けします。
これなら出す必要があるのかなとも思います。
そこに直筆で一言でも書いてあれば、
ちょっとは楽しく読みますけど、
やはり裏表すべて直筆というのは、
もらう年賀状が100枚だとすれば、2,3枚も
あればいいほうですね。
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今年は新型コロナのせいで、
夜の自宅滞在時間が長くなりそうですから、
こんな時こそ年賀状を手抜きなしで書いてみたら
いいのになあと、思っています。
便利に慣れ切った今の時代、効率ばかりを
追い求める日常生活の見直しが
このコロナ騒ぎをきっかけに、
アナログな習慣の大切さを思い出してもらいたい
ものですな。
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2020.12.10
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