新年あけましておめでとうございます。
本多建設の本多和彦です。
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年改まり今年の干支はネズミで、
私の年でもあります。
来月の二月で満72歳、
本当に月日の経つのが早いものです。
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60代も後半ごろから、
毎日を規則正しく過ごすことが、
心身ともに楽になってきました。
若い頃はその規則正しさに飽きてしまい、
一日たりとも同じことの繰り返しが耐えられず、
その日その日の変化に人生の充実感を
味わっていました。
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会合があり、他県への出張があり、
お客様との打ち合わせなどが
ひっきりなしに続いたり、と
時間刻みのスケジュールをこなしては、
忙しい自分にある意味では酔っていました。
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仕事を譲ってからは、
時間に追われることもなく、
一日のルーティンを自分で決めないと、
いつの間にかその日が終わってしまい、
何もしないでの時の流れに
怖さを感じることもあります。
そこで自分なりの予定を立てて
それをやっていくと、
ほとんど毎日が同じ行動の繰り返しとなり、
若い頃には考えられなかったほど
よい退屈さと安堵感がやってきました。
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逆に、たまに出張でホテル泊りなどすれば、
枕が変わり寝つきが悪く、
どうも熟睡感が得られず、
自宅に帰ってほっとするのが
日常となりました。
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ゴルフにしても、
朝の早起きを考えると、
前の晩は眠りが浅く、
寝坊しては大変と夜中に何度も目覚めて、
たいがい目覚まし時計が鳴る前に
起きてしまいます。
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歳を取るということは、つまり、
こういうことなんだと、
最近になってやっとわかってきました。
時間と場所の変化に対する適応力が
鈍くなってくるんですね。
毎日、同じことの繰り返しを続けることが、
身体が楽になるんです。
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変化に対応できるのが若さなら、
偉大なるマンネリをいかに楽しく、
充実して過ごせるかが、
72歳に与えられたテーマかもしれません。
今年も気持ちは青春で、行動は老練に、
これから先も何かに酔っていたいですなー!
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2020.01.10
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