こんにちは! 本多建設の本多和彦です。
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ネットで本を買うことを知ってから、本を読むより、
買うことが趣味のように一週間に5~6冊も買ってしまい、
それだけで読んだ気になりその辺に積んでおきます。
すると同じ本をまた買ってしまい、やはりボケがちかくなったんだろかと
今度はボケの早期発見の本を探しては買ってしまいます。
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おもにアマゾンの通販で、ほしい本があればその中古本を探し、
なるべく安くて新品に近いものを注文します。
値段が1円とか10円または100円なんかがあると、
最初のころは嘘だろうと疑い、
まあ1円、10円なら騙されても悔しくはないからと、
買ってみたらそこそこの品物にびっくりしました。
ほぼ毎日本が宅急便で送られてくると、金持ちになった気分になります。
昔は一冊の本を買うのに書店に何度も足を運び、
この本は今買って読まなければ後々必ず後悔すると自分に言い聞かせ、
無理に納得しては買ったもんです。
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昔よりは自由に買えるようにはなりましたが、
新刊の単行本などは一冊2000円近くしますから、
いまだってそれを買うかどうするかは迷うこともあります。
新刊本以外ならネットで探せば格安で買えますし、
あまり迷うこともありませんから、
まだ読んでいない本がどんどん増えてきて置き場所もなくなるほどです。
でも手元に自分の好きな本があるということは、なんとなく安心するもんです。
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たぶん私は若いころから読書が好きというより、
本がそばにないと不安になり、落ち着かなくなるのです。
だから今は十分満足しています。
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最近購入した本のタイトルをあらためてみてみれば、
やはり70歳という自分の年齢と老いというのがひとつのテーマになっているようです。
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「90歳何がめでたい」 佐藤 愛子著
「それでもこの世はわるくなかった」 佐藤 愛子著
「99歳、ひとりを生きる。ケタ外れの好奇心で」 堀 文子著
「ひとりで生きる」 堀 文子著
「家族という病」 下重 暁子著
「極上の孤独」下重 暁子著
「孤独のすすめ」 五木 寛之著
「古稀に乾杯」 弘兼 憲史著
「新老人のススメ」 弘兼 憲史著
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気が付けばこのようなタイトルの本を自然に選んでいたんですね。
自分でも驚きました。
自分の中で無意識に「老い」と「孤独」を考えていたのかも知れません。
それは老い=孤独=寂しい=マイナス=暗いではなく、
老い=孤独=自由(しがらみからの脱出)=プラス=明るい=希望を求めて読みたくなったようです。
上記の本のうちまだ半分しか読んでいませんが、
私にとってまだまだ新しい世界を知ることに、
限りない好奇心が湧いてきます。
これこそが私の心身の若さの秘訣だと思っています。
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2018.10.09
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