皆さまこんにちは! 本多作之助です。
先日、古民家再生協会の全国大会に行ってきました。
全国の仲間たちは先進的なチャレンジをしていて大変勉強になりました。
その中の一部を紹介します。
古民家再生工事ですが、長期優良化リフォームへの取り組みです。
柱の足下は鉄骨で支えながら交換をします。
耐震面格子と制震ダンパーを用いて耐震補強を行います。
柱の足下を根継ぎした状況もわかります。
色が違いますがそれもデザインになります。
小屋組を見せながら、しっかりと断熱改修を行います。
そして、もうひとつの取り組みです。
まさかまさかの伝統工法によるZEHへのチャレンジです。
伝統工法による建て方です。
外壁は土壁になります。その下地の様子です。
外部の断熱性能の計算を「土壁」として行うというチャレンジに
大変驚きました。
先進的な住宅に対する考え方と、伝統的な考え方の融合はとても大変ですが、
それこそ「温故知新」ですね。
古の技術を大切にしながらも、これからの快適性をもしっかりと考える。
私たち住宅業界に携わるものとして、まだまだ勉強が必要です。
2018年度もスタートしたばかりです。
今年度もチャレンジの一年にしていきたいと思います!
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