こんにちは! 本多建設の本多和彦です。
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先月9月、27日、私の友人たちから古希のゴルフコンペをしてもらいました。
そんなつもりはさらさらなかったのですが、今年6月に同級生の友人がやはり周りからコンペをしてもらい、
その中に私も招待されていましたが、丁度台湾旅行とぶつかってしまい、私は参加できませんでした。
「だったら本多も同じ歳だから、コンペをやんなんねべ。」ということになり、
仲間からしてもらったというわけです。
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還暦のときもしてもらいました。
60歳のお祝いは何となくわかりますが、70歳となると、お祝いなんてどうなんでしょうね。
綾小路きみまろの漫談に「努力して歳をとった人はいない。」とあります。
まったくその通りで、健康で、生きてさえいればみんな70歳を迎えるのですから。
60歳はそろそろ老人になるんだぞ、心の準備をしておけよ、くらいでしょうか。
気分も身体も50代、そんなに気になりませんし、
60歳を超えたことすら忘れていることもしょっちゅうです。
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さて70歳に近づくにつれ、厳密には68歳、69歳から、
えっ、俺本当に70歳になるのかよ、完全じいさんだよな、と驚き、不安にもなります。
間違いなく心身ともに老いを感じているようになるからです。
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先月、新刊本で、弘兼憲史のエッセー「古希に乾杯」を買って読みました。
彼とは同じ歳ですので、なんとなくうなずく箇所が多くて、納得してしまいます。
かっこいいフレーズがあり、70過ぎたらこの生き方がベターかなと思いました。
「逆らわず、いつもニコニコ、従わず」
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そしたらまた面白い本に出会いました。
佐藤愛子の「九十歳。何がめでたい」。ご本人は今も健在で、今年93歳だそうです。
今、この本がベストセラーとなって、ちょとした佐藤愛子ブームかもしれません。
それくらいの歳になれば、もうお祝いだのなんとかだのと騒がないでくれ、
これくらいまで生きてきた苦労は並み大抵なことではなかったのよ、
わかってたまるか、あんたたちに。といいたいんでしょうね。
今年1月新刊本のタイトルがまたいいんです。「それでもこの世は悪くなかった」。
これから読むところで、まだ読んでいませんが、
本の扉書きに「人から見れば悲劇かもしれない人生。こんな佐藤愛子は、どうしてできた?」。
見事の一語です。
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いくら歳をとっても、こんな生き方をしてみたいですね。
佐藤愛子さん100まで生きたら本当にめでたいですねー!!!
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2017.10.07
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