先月、我が家のセキセイインコ（ピーちゃん）が死にました。

上の孫が小学校１年生の7月に我が家の家族となりましたので、6年3か月一緒に生活したことになります。

飛べるようになってからは、自由に家の中を飛び回っていましたが、その頃から、孫が喘息との診断を受けたため、それら以来、ピーちゃんはかごの鳥になってしまいました。

ピーちゃんは、我が家の庭に埋葬しましたが、下の孫が「見る！」といってピーちゃんが埋葬された姿を見たそうです。

まだ小さいので、これからの人格形成にどんな影響が出てくるのか分かりませんが、私は良いことだと思っています。

私の友人にお寺様の息子さんがいます。昔、その人からこんな話を聞いたことがあります。

「身内に不幸があったら、小さい子供にも隠さないでチャンと見せた方がいい。」というのです。当時、私には意外だったのですが、その理由を聞くと、「生(せい)ある者は、いずれ土に帰ることになるのだから、生きている間に、一生懸命生きなければならないと言うことを教えるのに良い機会なのだ。」と言うのです。

確かに、そのことを早く知って、それなりに努力して生きた人は、他の人に比べて人生を有意義に過ごせるのかなーと思います。

しかし、私のような凡人には、まねの出来ないことです。

せめて、私の孫にはそんな風に生きて欲しいと願っています。

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