こんにちは。本多建設の色摩です。

 

土地の価格を聞く場合に、「坪いくら？」という言い方をします。

メートル法が義務づけられて相当の期間がたつので、今の若い人にはなじまない表現方法かもしれません。

それでは、１坪とは何平方メートルのことでしょうか。

原則として、平方メートル（㎡）から坪へ換算するには、０．３０２５を掛けて計算します。

でも、１坪は３．３平方メートルと覚えていらっしゃる方も多いと思います。私も、この業界に入る前はそうでした。

 

それでは、実際に計算をしてみましょう

 

例えば、１００㎡を坪に換算する場合に、

①　１坪を３．３㎡で計算した場合

　　１００㎡÷３．３㎡＝３０．３０（坪）

 

②　０．３０２５を掛けて計算した場合

　　１００㎡✕０．３０２５＝３０．２５（坪）

 

当然のことですが、計算結果に違いがでます。

 

これは、どういうことかと言いますと、昔の法律に、「坪は㎡の１２１分の４００の面積をいう。」と決められており３．３は端数を切り捨てた数字なのです。（400÷121=3.30578・・・・）

それでは、0.3025という数字はどこから出てきたかと言うと、121分の400の逆数なのです。

つまり、㎡数に逆数を掛けることによっても坪数を計算することが出来ます。（400÷121＝0.3025）

 

従って、端数のつかない0.3025を使用して計算した結果の方が正しい数字になります。

ちなみに、坪数を0.3025で割れば㎡数が出ます。

 

参考文献：ファイナンシャル・プランナー2016/07/16 4月号（キンザイ）

　　　　　　　　「思わず人に話したくなる「坪・㎡・畳」不動産の広さを表す単位とは」

著者：吉野不動産鑑定士事務所　不動産鑑定士　吉野　荘平　氏

 

 

 

 

 

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