こんにちは! 本多建設の本多和彦です。
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今年4月、友人というより中学時代からの同級生と二人で、
上野、鈴本へ落語を聴きに行きました。
11時頃上野に着き、時間があるので、おじいちゃん、 おばあちゃんの原宿といわれている、
巣鴨のとげ抜き地蔵に お参りにいきました。
ここ数年私は年に一回はお参りに来ています。
60歳頃から通っていますが、何故毎年訪ねるのか自分でもわかりませんが、商店街を歩いていると、
下町の雰囲気が好きで、小さい頃のお祭りに来ているようで、自然と楽しくなるからかもしれません。
何年か前に商店街を歩いていると、お店のガラスのドアに写った我が姿を見て、
間違いなくおじいちゃんとして溶け込んでいる自分にその時しっかりと老いを感じました。
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お参りをして、近くの食堂でそばを食べ、13時半には上野に戻り上野鈴本演芸場へゆき、
昼の部を見てきました。
確か2800円だったと思います。
落語では五街道雲助、トリに春風亭正朝だったと記憶しています。
お題はもう忘れましたが。お客の入りは混みもせず、半分くらいだったでしょうか。
ゆっくりと見て聴くことが出来ました。昼の部は16時半に終わりますから、そこからタクシーを拾って浅草へ向かいました。
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雷門の近くの泥鰌屋、「駒形どぜう本店」へ行こうか、雷門裏手にある「どぜう飯田屋」にしようか迷いましたが、飯田屋にしました。
駒形は2,3回は行っているし、最近外人が多くいつも混でいるといううわさもあり、
まだ行ったことのない飯田屋のどじょう鍋はいかがなものかと興味をもって行きました。
味についてはどちらがうまいのかわかりませんが、雰囲気は駒形のほうがありました。
一人前の鍋を煮るのに炭火で店の造りも味がありなるほど外人が来ても喜ぶお店だろうなと思いましたが、
飯田屋はガスの鍋で、ちょっと当てがはずれた感じでした。浅草でどじょう鍋をつっつきながら。
熱燗を飲むというのはどちらのお店であろうと、変わりなく、
店を出て、雷門の参道をそぞろ歩きをしていると、下町を満喫出来ました。
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帰りの新幹線は19時16分に乗り、ちょっと飲み足りないところを二人で米沢までの2時間を
ウイスキーの水割りを2本くらい飲みながらへらへらおしゃべりしているとあっというまに着いてしまいます。
もっと若いころであれば、上野で延々と飲み続け、ホテルに泊まって翌日帰るパターンが多かったはずですが、
そこはお互い70近くもなれば、枕が変われば眠りも浅く、翌日早朝早くに眼を覚まし、
ホテルに一人でいるよりは、その日のうち帰ればぐっすり眠れて、疲れも取れる。
飲むのにも体力がなくなれば
早く切り上げることも出来るんだと最近しみじみと感じて次第です。
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かくて日帰り小旅行の顛末、シニアにお勧めですな。
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2016.06.13
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