こんにちは! 本多建設の本多和彦です。
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3月5日(土)から10日(木)まで、フィリピンのクラークというところへ行ってきました。フィリピンは初めてです。
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私の友人が今年1月から3月半ばまで、フィリピンのクラークで語学留学しています。
ある意味では形を変えた長期滞在型海外旅行とでもいうんでしょうか。
彼は63歳ですから、今さら英語を覚えても使いようがないはずです。
その地域でゆっくりぶらぶらするには、この留学が一番彼の好みに合っていたのかもしれません。
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久しぶりに彼と現地で会い、実にのびのびと楽しそうに暮らしていました。
英会話もたいしたもので、多分語彙の数や慣用句などは私より少ないはずなのに、
平気で誰とでも会話をしています。ヒァリングもなかなかのもので、理解しているのかよくわかりませんが、
多分勝手に解釈して話し込んでいるのをみると、もともとあまり気にしない性格だったことを改めて思い出しました。
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さてクラークは、首都マニラから車で2時間半、昔米軍基地で有名な場所だったようで、
今も基地跡はそのままになっており、緑が多く、静かで過ごしやすい街です。
普通は成田からマニラへ行き、そこからバス、タクシーを使うようですが、
初めてのマニラはちょっと治安が悪そうだったので、成田から韓国仁川空港経由クラーク国際空港につきました。
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朝米沢を発ち、成田発13:30 アジアナ航空、仁川着16:10
4時間半の待ち時間のあと、20:50発でクラーク着23:45の予定でしたが、
仁川発の時間が大幅に遅れれしまい、クラークに着いたのは午前01:30でした。
ホテルチェックインは午前3時で、すっかり疲れてしまいました。
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翌日6日午前11:00に友人と合い、彼が用意してくれていた車と運転手を3日間借り切り、観光が始まりました。
その運転手の奥さんというのが、友人の語学の先生で、旦那が観光会社の運転手をしていることで、頼んだようです。
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先生は26歳の小錦風体格、旦那は44歳でさらに一回り大きな体型、どういうわけか先生、学校の休暇をとり、
旦那の助手のように助手席に乗り、さらにどういうわけか、6歳の男の子をだっこして乗り込み、
普通の乗用車なので、後部座席は3人乗れるのだけど、こちら客なんだから少しはゆったり座りたいんだけど、
無理に3人後ろに乗り、私と友人の関係上、私と一緒にきたもうひとりの友人の手前、いつも私は後部座席の真ん中に座わ
らざるを得ず、最初の一日だけなら、先生ファミリーの私たちのためのウエルカムかと思っていたら、
ずーと私たちが帰る日まで6人一緒で、もちろん昼夜食事も一緒で、なんとまあおおらかなのかと、
我が友人のしたりげな顔を見ながら、ためいきと笑いとが一緒にでてきました。
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クラークは昔米軍基地であり、今では経済特区になっているようなことを友人から聞きました。
人口は500人、1000人ともいわれ小さなきれいな街でした。ちょっと離れるとそこはやはりフィリピンらしく、
スラム街もあれば大きな街もあり、アジアの街があります。
Angelsという大きな街があります、タガログ語では「アンエルス」と発音しています。
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実弾射撃が出来るというので、ガンシューテイング場にゆき、ライフルのM-16とマグナム45を撃っみました。
衝撃が激しく的には当たらないもんです。3人で20分くらいでしょうか、多分1万円くらいだったと思います。
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車で1時間ほど西に走ると、Subicと言う海水浴場に出ます。
手入れが行き届いており、入場料もしっかり取られ、季節外れでもないのに、海水浴客は私たちともう一組しかおらず、
あまり賑やかなのも落ち着きませんが、ちょっと寂しい感じがしました。
まるでプライベートビーチにいるような。(プライベートビーチには一度も経験がありませんが多分こんな感じだろうと)
海水の水の透明さにびっくりしました、泳いでいると小魚がたくさん見えるんです。
時々サメのような形の30㎝くらいの魚も見かけます。こんなきれいな海水浴場を見たのは初めてだと思います。
実に感動しました。
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なんとなくこの辺の人たちはみんな素朴でいい人たちのような気がしてきました。
アジアを旅していると、都会はどこでも活気があり、ちょっと緊張します。
田舎に行くと、タイムスリップしたような、ゆったりとした気持ちになれます。
それが良くて何度もアジアに旅するのかなとふと思いました。
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