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シニア世代の語学留学とは・・・ ~・会長ブログ・~

こんにちは! 本多建設の本多和彦です。

 私の友人に、横浜に住んでいる、今年63歳になる男がいます。

50代前半でリストラにあい、割り増し退職金をもらい、 その金で住宅ローンを返済し、

残ったお金で1年間調理学校に 通い、調理師の免許をもらいました。小さな定食屋を奥さんと一緒に開くのが次の夢でした。

そのためには経験を積まなければと、外食チエーン店の賄いのアルバイトを始めました。

 彼には子供がおらず、奥さんとの二人だけの生活でしたから、奥さんも働いており、

借金もないので、気楽なアルバイトでの生活でした。

もちろん何年後かには自分のお店を持つのを励みとして働いてました。

 60歳近くになってもそこでアルバイトの賄いをしていました。

いつお店を出すのか聞いたところ、初めは料理を作ることが好きで、

そこそこのお客がきてくれればそれでいいだろうと思っていたが、

さて自前の店を出そうとすれば、どんなに小さなお店でも相当なお金がかかり、蓄えを全てつぎ込んで

それで失敗したら、老後が心配となり、今さらそこまでの冒険はしたくないから、断念したと聞きました。

私はちょとがっかりしましたが、どこかではほっとしていました。

夢への挑戦と老後の不安を秤にかけりゃ、私でもその決断をしたことでしょう。

 60歳を過ぎて、次なる彼の人生の楽しみ方は、海外旅行でした。

そこまでは誰もがやることですけど、彼の場合その方法が極めて面白く、

こんな旅行の仕方もあるんだなあと感心させられました。

 旅行会社に問い合わせ、短期間の海外語学留学に参加することでした。

最初はハワイに1ヶ月、渡航費用、授業料、宿舎費、毎日の食事代を全て含めて、一式いくらと払い込み、

月曜から金曜まで授業を受け、土日はフリーで観光する。奥さんと一緒に参加しようとしたところ、

いまさらこの歳で一月もあんたと他国で暮らすなんて、疲れるだけだから、どうぞ一人で行ってあそばせと、

太鼓判の許可書をもらい、誰への気兼ねもなく、出かけていったのです。

 勤め先はアルバイト待遇ですから、また長年同じお店で働いているので、わがままもきくらしく、

帰って来ては平常通り勤務しているということでした。

 昨年はフィリピンのマニラから北へ100㎞離れた、クラークという街にある学校へ2ヶ月滞在し、

そこがずいぶん気に入ったらしくまた今年も行くから、私が滞在している間、遊びに来ないかと誘われました。

もちろんふたつ返事で承諾し、今月3月5日から10日まで行ってくることになりました。

このブログをみなさんに見てもらう頃は丁度現地で観光真っ最中です。

 定年を迎えシニア世代の旅行が流行っていますが、せいぜい7日から14日がいいところでしょう。

しかも通り過ぎる観光で。

彼の場合1ヶ月、2ヶ月単位でそこに暮らしますから、現地の人や同じ留学生同士のコミニュケーションが生まれ、

新しい友人やその土地をじっくり知ることになります。

これこそ旅の醍醐味でしょう。その1ヶ月、2ヶ月のために、アルバイトをしながら、

働くのも目的があるから張り合いもあります。

60歳を過ぎて、人は様々な生き方があるでしょうが、彼のような人生の過ごし方も素晴らしいものではないでしょうか。

 シニア世代のアグレッシブな生き方を見習い、誰かにそれを語ってみたいものです。

次回はフィリピンのクラークという街がどんなところかをお伝えします。

2016.03.08

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