こんにちは! 本多建設の本多和彦です。 |
1989年(平成元年)11月12日~19日、8日間、初めての |
アメリカの旅、私、41歳の時でした。 |
これまで生まれてこのかた、海外旅行は三度しかなく、最初が |
27歳、香港・マカオパックツアー、二度目も本多建設の会社の |
旅行で香港・マカオ、三度目は30代前半かな、これも会社の |
旅行で、シンガポール。 少ないといえば少なく、普通といえば |
普通、決して多いとは言われない回数かもしれません。 |
たまたま私の一年先輩の人から、アメリカに行って、ツー |
バイフォーの勉強に行ってみないかとの誘いがあり、それまで |
ツーバイフォーなど何も知らずわからずで、でもこれで大義名分 |
がたち、大手を振ってアメリカに行けると、即「行きます!」の |
返事をしました。 |
当時の日記やメモ帳をなくしてしまい、記憶だけで思い出して |
みると、成田発シアトル着の往復のチケットがエコノミークラス |
で、デスカウントチケットを東京の旅行会社から購入した金額 |
は確か7万円台だったと思います。今でこそ当たり前の金額で |
すが、当時そんなに安く買えることにかなり驚きました。 |
全ては私の先輩が独りでハワイやアメリカへ何度も旅行して |
いた経験から教えてもらいました。 |
アメリカ本土に、生まれて初めて着いたのが、西海岸のワシントン |
州の一番大きな市であるシアトルの空港でした。正確には |
シアトルとタコマという市の中間に位置しており、SEA-TAC( |
シータック)空港と呼びます。タコマにある大きな建材屋さんの |
担当者に迎えに来てもらい、シアトルから南へ100㎞離れた |
タコマに向かいました。空港からは多分50㎞くらいだったと思い |
ます。 |
シアトルは緯度が日本の北海道と同じですが、海岸沿いという |
こともあり、大部暖かく感じられます。もちろん外出にはコート |
は必要ですけど。 |
とにかくネイティブな英会話を直接聞いたり話したりするのは |
初めてのことですから、緊張はするし、見る物聞く物全てが |
初体験なので、着いて2~3日は舞い上がって過ごしたようです。 |
英会話は殆どわかりません。私の英語も通じません。というより |
恥ずかしくて自分から話すことができませんでした。仮に |
ちょっとした簡単な単語でも、大きな声で発音することが |
出来ず、つまり先輩を通してしかコミニュケーションが出来ません |
でした。何年か前、独りで香港の夜をさまよった時は他に |
知人はだれもおらず、恥ずかしさはないのですが、英語の |
出来る人がそばにいると、どうしても萎縮してしまいます。 |
着いて2日目の朝、ホテルのレストランで朝食を二人で |
食べるとき、ウエイトレスが注文を聞きに来ます。これも今では |
当たり前になっていますが、当時はいちいち客の要望を |
聞いて準備するなどこれも初めてのことなので、しかも英語です |
から余計戸惑います。 |
パンの種類は何が良い?トーストかマッフィンかとか。 |
卵料理はどのスタイルか?目玉焼きの英語などわかるはずも |
なく、その時に覚えましたが。 |
ジュースは何が良い? |
そんなのを英語で聞かれてもさっぱりわからず、先輩頼みでした。 |
先輩はグレープフルーツジュースを頼みました。私もそれを |
頼もうとしたら、発音が長ったらしく難しそうなので、「俺も同じで |
いいっす。」と言ったつもりが、恥ずかしいから声も小さく、もそもそ |
とつぶやくようになってしまい、あげく私のところに来たジュースは |
オレンジジュースとなりました。先輩のはまさしくグレープフルーツ |
ジュースでしたけど。つまり「オレモオナリレイイッッス」の発音が |
オレンジジュースに聞こえたのでしょう。 |
恥ずかしい失敗をやればやるほど英語を覚えていきます。 |
この後に何度かアメリカに訪問して慣れてきてからでもありますが。 |
タコマ、シアトルを訪ねて、四日目に木製サッシのメーカーがある |
シカゴの近くのウイスコンシン州、ワーソーという街を訪ねました。 |
そこでアメリカ人と日本人の違いというか、アイデンテティーの違い |
をこの身で体験してきました。 |
その話は次回で。 |
2015.08.21 |
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