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私と旅ー四国編(東京ー宇野ー高松ー琴平) ~・ 会長ブログ ・~

 こんにちは! 本多建設の本多和彦です。
 
 
 昭和46年(1971年)3月4日(木)、学生時代の最後のひとり旅、
四国半周が始まりました。20時45分東京駅発、東海道本線「瀬戸
2号」に乗り、翌5日10時01分岡山県宇野市着きました。
 当時新幹線もありましたが、東京ー四国周遊券は新幹線は別途
料金になり、こちらは暇はあるけど金がない身分ですので、
また、ワンゲル時代の夜行列車に慣れていましたから、13時間と
15分の長旅も楽しいものでした。
 
 周遊券の期間は確か2週間だったはずです。チケット代は
周遊券という四国全域国鉄(現在はJR)はどこでも使えて
さらに学割をして、6千円台でした。大卒初任給が3.5万前後
の頃ですから、約6分の1の値段となり、今で換算すれば
2万5千~3万円くらいとなるでしょうか。
 
 10時01分宇野駅着で、10時32分発宇高連絡船に乗船、本州
を離れ瀬戸内海を縦に走り、11時40分香川県高松市に着きます。
昨夜からあまり食事を取っていないため、猛烈に腹が減って
船内で食べた讃岐うどんのおいしさに感動しました。一杯の素うどん
の値段をメモっていなかったことが悔やまれます。70円前後では
なかったでしょうか。
 
 今回の旅は四国の東半分を回るという計画以外、なにも予定は
していません。ざっくりとしては高松ー高知ー室戸岬ー徳島ー
小豆島ー大阪なんて頭には描いており、日が暮れたら国民宿舎
を探して泊まればよいと考えていました。
 
 国民宿舎とは、国立公園などの自然環境に優れた休養地に建設
されている公共の宿です。国民の誰もが健全なレクリエーションと
健康の増進をはかるために利用できるようにという目的でつくられた
ものです。昭和46年といえば、田中角栄が総理大臣になる
1前の年ですから、国民がレジャーを楽しむ時代に入ってきた
頃でした。
 
 普通の温泉宿が1泊2食付きで3千円~3千5百円で、国民宿舎
は千円~千2百円くらいで泊まれました。国営の旅館だから安かった
んでしょうか。今ではあまり利用客も少ないようです。時代の要請
が終わったのかもしれません。
 
 高松駅から南下して高知に向かいます。国鉄(JR)土讃線に
乗り四国を縦断します。途中金刀比羅神社で有名な琴平駅で
下車し、清水一家の石松が親分清水次郎長の代わりに刀を
奉納に来たという神社にはやはり見ておかなくてはなるまいと、
映画を思い出しながら行ってみました。
 
 千三百余段の急勾配の階段を登り詰めると、讃岐平野が箱庭の
ようにこじんまりとして、一望に見渡せます。北に向かって眺めれば
わずかに霞んで瀬戸内海が淡いもやに包まれて見えます。
平な枯れた平野のなかに、大小さまざまな小山が浮き出てみえ、
これを讃岐七富士と呼ばれています。
 本土を離れて四国に渡ったのだという実感がこのとき初めて
感じました。武田鉄矢の歌に「思えば遠くに来たもんだ」とありますが
まさにその心境でした。
 
 15時、琴平駅を発ち、土讃線をさらに南下していきます。
昨夜からあまり寝ていないので、猛烈な睡魔に襲われ、今回
どうしても見たかった風景を見過ごしてしまいました。そこは
かずら橋という吊り橋で有名な祖谷村という寒村です。平家の
落人がひっそりと暮らしていた村で、電車から見るだけですから
ほんのちょっとだけですけれど、なんとなくロマンがあるようで
雰囲気だけでも味わいたいと思っていましたが、よだれを垂らして
熟睡していたようです。
 
 次回は夢の温泉から高知、そして室戸岬へ

 

 

 

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