こんにちは! 本多建設の本多和彦です。 |
ひとり旅が好きになったのはいつの頃からだろうと、ふと思い |
ました。たまたま手元にあった沢木耕太郎の「深夜特急2マレー |
半島・シンガポール」を読み始めたからです。最初に読んだのは |
平成10年(1998年)1月でしたから17年も前になります。 |
当時私はあと半月で満50歳を迎える時でした。あまりの面白さ |
に1月中に1巻~6巻まで夢中で読み切りました。以来、私の中 |
で「旅」という言葉がいつも頭から離れなくなりました。 |
最初に「旅」を意識したのは後から考えれば、大学受験の時 |
かもしれません。それまで米沢から県外へ出かけたのは数える |
ほどで、まして一人で電車に乗って遠くへ行くなどは、高校3年 |
の夏休みに仙台へ行ったのが初めてでしたから、受験で |
ひとり東北を一周したり、金沢へ行ったりしたことは、私にとって |
大きな体験でした。浪人を1年して、再度挑戦した大学は |
大阪にありました。本当は関西を旅したくて、その大学を選んだ |
のだと思います。当然合格は二の次でしたから、受験前から |
あきらめてはいましたけど。 |
生まれて初めての関西旅行となり、大阪に2泊、帰るついでに |
京都に2泊してきました。私にとっての一人旅の醍醐味を味わった |
最初の旅でした。 |
1年浪人をして、結局東京の私立大学に入学となり、部活を |
選ぶ時に、ワンダーフォーゲル部に興味をそそられました。 |
ドイツ語で「渡り鳥」という意味のようで山野をさまよい歩くと |
いう、謳い文句に惹かれ、入部しました。 |
確かにそう高くもない山々の尾根を渡り歩くのが、合宿の |
意義ですが、結構東京から離れ、紀州の和歌山の鈴鹿山麓を |
歩きまわったり、九州は鹿児島の寒村の山などをうろついたりし |
て、これも旅の一種なんだろうかと、歩きながら考えたことも |
ありました。 |
ひとり旅の面白さを決定的に感じたのは、合宿の帰り道でした。 |
スタート地点までは、パーテイごとに行動し、最終目的地に到着 |
したら、そこで解散するのが慣わしでした。そこからどのように |
東京または実家へ帰るのかが楽しみでもありました。 |
まっすぐ帰路を急ぐ人、その場所に2,3日滞在する人、そして |
私の場合は友人知人先輩後輩の実家が帰る途中にあれば、 |
1泊から2泊くらい泊まらせてもらい、九州からの帰りであれば、 |
必ず京都に2,3泊はしてから東京へ向かうという、日にちと時間 |
に制限されないひとり旅を満喫してきました。 |
大学4年の卒業を控えた3月初旬、就職も決まり、もうこれから |
は、ひとり旅など出来ないだろうと、まだ一度も四国に足を踏み |
入れたことがなかったので、一周するには時間と金がかかり、 |
一週間くらいならなんとかなりそうなので、、東半分を回って |
みることにしました。 |
四国ひとり旅は次回に続きます。 |
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