こんにちは!!
昨日工務の
「あ~!!そろそろ『こいのぼり』出さないかん~」
という言葉で、もうそんな時期なのか~と気付きました。
GWまで約1ヶ月になりましたね!!
今年は、私の生まれ故郷『福岡』へほぼ日帰りの弾丸旅行です!!
ラーメン何杯食べられるかな~♪
ところで、皆さまはもう「こいのぼり」の準備はお済ですか??
★鯉のぼりや鎧兜を飾り始める時期
春分の日(3月20日前後)から4月中旬くらいまでが一般的です♪
★そもそも、鯉のぼりはなぜ飾るの・・・?
鯉のぼりや鎧兜は身を守る道具。武家社会の中で、男子にとって非常に大切なものでした。
やがて江戸時代に入り、泰平の世となってからは、
子供の身を守り、災いがかからないようにという願い
を込めて、鎧兜や鯉のぼりを飾る風習が広がりました
赤ちゃんがたくましく立派に育つようにという祈り、そして受験や就職、結婚など
人生の幸福に恵まれるようにという気持ちを託して飾るのです
★鎧兜と鯉のぼりの、それぞれの意味あい
《鎧兜》
鎧や兜を飾ることは、武家社会から生まれた風習です。
身の安全を願って神社にお参りするときに、鎧や兜を奉納するしきたりに由来しています。
鎧や兜を"戦争道具"と受け取る考えがありますが、武将にとっては自分の身を護る
大切な道具であり、シンボルとしての精神的な意味がある大切な宝物でした。
現在は鎧兜が"身体を守る"ものという意味が重視され、
交通事故や病気から大切な子どもを守ってくれるようにという願いも込めて飾ります
《鯉のぼり》
江戸時代に町人階層から生まれた節句飾りです。
鯉は清流はもちろん、池や沼でも生息することができる、非常に生命力の強い魚です!!
その鯉が急流をさかのぼり、竜門という滝を登ると竜になって天に登るという
中国の伝説にちなみ(登竜門という言葉の由来)子どもが
どんな環境にも耐え、立派な人になるようにとの立身出世を願う飾りです!!
ちなみに・・・
本来、3匹の鯉は「家族」を表します。「黒」がお父さん、「赤」がお母さん、「青」がお子さん。
そう、本物の鯉には「青・緑・紫」の色は無いのです。
しかし現在では鯉のぼりもカラフルに・・・
では、なぜこういった色を付けるようになったのでしょう?
実は当工房の鯉のぼり職人が、東京オリンピックの「五輪」を見て思いついたそうです。
最近では、所によっては女の子も含め家族全員の分の鯉を上げる家もあるようです♪
また、歌には、「大きい真鯉はお父さん」の後、「小さい緋鯉は子どもたち」となっていますよね?
では、お母さんは・・・?実は、
1)歌が作られた時には鯉のぼりは2種類しかなかった。
2)端午の節句は男の子のお節句とされていた。
が要因とされています。これも東京オリンピック後、
「お父さんと子供達」だけの時代ではなく、女性の社会進出に合わせて、
「お母さん」が鯉のぼりに登場する事が受けた理由の一つとして考えられています♪
★3匹の鯉の色の役割
鯉のぼりの3色ですが、まさに父・母・子供を表現する色で表されています!!
黒は、冬で水を表します★★五行説で言う冬は、堅く閉ざし動かないという季節です。
父というものは、安易に変容してはならず、どっしりとしているもので、
なおかつ水は、全ての生物の命の源であり必要不可欠なものというところから
黒の鯉のぼり=父となっています
赤は、夏で火を表します★★火は万物を生み出す源であり、知恵を象徴する物です!!
人間は火を手に入れた時から知恵を得、文明を築きだしたと言われます!!
また、夏は次々と生命を育む季節でもあります。まさに母そのものと言ってもいいでしょう
青は、春で木を意味します★★全ての生命がのびのびと活動を始める春、
そしてすくすくと伸びる木は、子供のあるべき姿そのものです
このように3匹の鯉のぼりは、
『安定と生命の源の供給』 『知恵と育成』 『成長と繁栄』
という、平和な家庭に不可欠な要素を表現し、
子供達の健やかな成長を守る物とされているのです
■こどもの日に★柏餅レシピ■
柏餅の柏は、新しい芽が育つまでは古い葉が落ちないことから、
「家の系統が絶えない」という縁起に結びつき、
柏の葉には子孫繁栄の意味が込められ、柏の葉で包んだお餅を食べるようになったそうです
《材料》
・上新粉・・・150グラム |
・ぬるま湯・・・240グラム |
・もち粉・・・30グラム |
・柏の葉・・・10枚 |
・上白糖・・・20グラム |
・餡子(粒餡でもこし餡でも、お好みの餡子を使用♪) |
(よもぎ生地の場合は、乾燥よもぎを5グラム)
《作り方》
1:耐熱ボウルに粉類(よもぎ生地の場合は乾燥よもぎも)を入れて、混ぜ合わせる。
2:ぬるま湯を加えて、ヘラでよく混ぜる。
3:ラップをして、700wで1分レンジで温める。出してヘラでよく混ぜる。
この作業を約6回前後繰り返し、ふわりとまとまってきたら、すりこ木棒を使って
生地をついていく。手で触れる温度になったら、手に水をつけてついていく。
4:なめらかになってきたら、10等分し、手のひらで生地を円形にして餡子をつめていく。
5:柏の葉でもち生地を包めば完成
こいのぼりや五月人形などに込められた思いを知り、
昔ながらの慣わしを大切にしていきたいものですね♪
健康でたくましく育ってほしいという願いを込めて、お祝いをしてあげましょう★★★
以上、端午の節句のいろはのご紹介でした♪
信頼第一!!『株式会社 白石工務店』
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