こんにちは!!
相変わらず毎日寒い日が続いていますね。
早く温かくならないかな~(・ω・;)
巳年にちなんで?
『蛇口』の雑学・・・
毎日必ずひねる「蛇口」
なんで「蛇の口」なの???って思ったことはありませんか?
日本に初めて水道が開設されたのは、明治20年の横浜でした。
当時、各家庭に水道管は通っておらず、水道の脇に設けられ
た共同で使う共用栓を使用していたそうです。当時の共用栓は
ほとんどがイギリスからの輸入品だったようで、その共用栓は
ライオンの形をしていたそうです。(ヨーロッパでは水の守護神がライオンだったため)
共用栓が徐々に日本でも作られるようになった頃、次第にライ
オンから、中国や日本の水の守護神である「龍」の形に変わり
ました。しかし龍とは空想上の生き物・・・いつしか龍の元とな
った「蛇」になったのが「蛇口」という名前の由来なんだそうです。
ちなみに・・・「カラン」という呼び名もありますが、
これはオランダ語の蛇口「クーラン」からきているようで、
オランダでは鶴という意味を持ちます。
国によってライオンだったり、蛇・龍・鶴だったり・・・
いろんな表現があるんですね~。
そんな蛇口の雑学に続き、
今日は「自分でできる水漏れ修理」法をご紹介♪
まず修理を始める前に・・・
【水栓の種類を確認】
家庭で使われている水栓つまり蛇口には、水か湯のどちらか
を出す単水栓(図1)と、水と湯を混合させて出す混合水栓(図
2)があります。形は様々ですが、単水栓では基本型とパイプ
部分が左右に動く自在水栓が代表的!混合水栓には、水と湯
のハンドルが別々になったツーハンドルタイプと1つのレバー
で水と湯の流れを調整するシングルレバータイプがあります。
【修理は止水栓を止めてから!!!】
水栓を修理するときには、必ず止水栓を閉じてから行
います。止水栓は一戸建て住宅の場合は屋外のメーターボッ
クスの中にあります。マンションなどの集合住宅では、入口近く
の通路でガスや電気のメーターが一箇所になっている所の下
などにありますが、もし場所がわからない場合は管理者に問い
合わせしましょう。また洗面所の止水栓は洗面所の下に、水栓
トイレはロータンク脇にあるので、そこを止めてから修理にか
かります。修理後には、必ず家中の水栓が閉まっていることを
確認してから止水栓を開けましょう。
【水栓の構造】
【修理に便利な道具】
■吐水口からの水漏れ■
原因:コマパッキンの老朽化。
修理:新しいコマパッキンに交換します!
ハンドルはきちんと締めているのに水がぽたぽたと漏れる場合は、ハンドル下にあるコマについているパッキンの老朽化が原因なので、このパッキンを新品と交換します。
水栓レンチを使って、ハンドルの下にあるカバーナットをはずし
ます。ウォーターポンププライヤーなどを使うときはカバーナッ
トに傷がつくのを防ぐため、布を当てて作業します。
カバーナットが外れたら、ハンドルを左回りに緩めてスピンドル
ごと取り外します。(止水栓を締めずにスピンドルを取り外すと、水があふれるので必ず止水栓を止めてから作業するよう注意してください)
コマをヤットコやピンセットなどでつまみ出し、パッキンを交換し
ます。交換終了後、元の状態に戻しますが、カバーナットを強く
締めすぎるとハンドルが重くなるので注意!!
■ハンドル下の水漏れ■
原因:三角パッキンの老朽化。
修理:三角パッキンとパッキン受けを交換します。
ハンドルの根元から水が漏れるのは、ハンドル下にある三角パッキンの老朽化が原因です。三角パッキンとパッキン受けの両方を交換します。
ハンドル上のカラービスをレンチやウォーターポンププライヤ
ーなどで左に回し、軽くなったら指で緩めてはずします。ハンド
ルを上に引き抜き、スピンドルをむき出しの状態にします。
ハンドルの下にあるカバーナットをウォーターポンプフライヤー
などで緩めてはずします。三角パッキンはカバーナットの中に
入っている場合もあるので確認します。
三角パッキンをはずし、指でスピンドルを少し回してパッキン受
けを持ち上げて引き抜きます。新しい三角パッキンとパッキン
受けをはめ込み、逆手順で元に戻します。
■パイプの付け根からのモレ■
原因:パイプパッキンの老朽化。
修理:パイプをはずしてパッキンを交換します。
ナットが緩んでいないのに、自在水栓のパイプの付け根から水が漏れる場合はパイプパッキンの傷みが原因。パイプをはずしてパッキンとリングを交換します。
パイプナットを左に回してはずし、パイプを引き抜いた後、
吐水口の内側にある古いパッキンを取り外します。
またパイプにはまっているパイプリングもはずしておきます。
吐水口側のパッキンを取り替えます。この時、溝のある方を
上にしてセットします。次に新しいパイプリングをパイプの
溝の部分にこじ入れるようにしてはめ込みます。
パイプを本体に差し込み、パイプナットをしっかりと締めます。
パイプが本体に入りにくい場合は、パッキンを少し水で濡らすと入りやすくなります。
ざっとですが、水漏れ修理のご紹介でした!
やってみると意外と簡単??
でも、なかなか自分ではできない・・・
原因がよくわからない・・・
なんて時にはお気軽にご相談ください♪
信頼第一!!『株式会社 白石工務店』
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