★間仕切りを取り払い、広々としたリビングに
もともとLDKと納戸を仕切っていた壁を取り払うことで、広々としたリビング空間に生まれ変わりました。玄関にも使用したアクセントとなるレッドシダーのパネルを、リビングの随所に採用することで、全体のまとまりを意識した空間に。デザイン性だけでなく快適性にもこだわり、すべての窓に内窓(インプラス)を加え、断熱性能・防音効果が飛躍的に向上しました。これまで3つのエアコンを使用していましたが、リノベーション後は1つに減らしても快適な暮らしを送れるようになりました。猫ちゃんも落ち着いている時間が増えた、とオーナーご夫婦も喜んでいます。また、「青」が好きな奥様と、「赤」が好きなご主人様。それぞれの好きなカラーが喧嘩をしないようにレイアウトし、視覚的にも楽しく過ごせるよう工夫しました。奥様の好きな「青」を面材に採用したLIXILのアレスタ。パントリーの棚は、枠から5cm内側に入れることで、正面から中のモノが見えず、スッキリ見えるよう設計しました。ダイニングテーブルの上のペンダントライトはガラスタイプをチョイス。照明をつけた時の天井へのリフレクションが、光の波紋のように広がり、効果的に演出されています。
★家族やゲストを出迎えるレッドシダーが印象的な玄関スペース
レッドシダーの羽目板パネルに一目惚れしたご主人様のご要望にあわせ、印象的な玄関になるようなご提案をしました。シューズボックス横にミラーを備え、映し出されたレッドシダーによって奥行感が増し、空間に広がりが生まれる視覚効果をプラス。タイル部分と床部分の境を斜めにレイアウトすることで、外履きで使えるスペースを広げている点も特徴です。
★猫ちゃんが遊べる空間と、アイテム収納の機能を持ったキャットスペース
オーナーご夫婦が望んだ猫ちゃんの一挙一動が眺められるキャットスペースが、LDKの見せ場です。ごはんを食べやすい高さに棚を設け、そのすぐそばに循環式給水機のコンセントを配置、トイレまわりのアイテム(重い猫砂やドライフードは一番下に)を隠して収納できるスペースを用意するなど、猫ちゃんのお世話をしやすい機能を備えました。棚には猫ちゃん通過用の穴を空け、自由に移動して遊べるようデザインしています。
★三辺に渡って自由に動き回れるキャットウォーク
梁の高さに設けたキャットウォークは、三辺に渡って楽しむことができる猫ちゃん専用の空間です。途中にはご主人様の本棚と機能を分け合うことで、猫ちゃんにとっても本が程よい障害物となり、遊びの要素になっています。また、梁とキャットウォークの高さを少しずらし、あえて隙間を設けることで、臆病な猫ちゃんが来客を観察できるように。
★猫にも人にも優しく配慮された、ご主人憧れの書斎スペース
ご主人様のご要望を叶えた書斎スペース。設計時点では「本や作業中の書類などを猫ちゃんにイタズラされては困る」という理由でクローゼットドアを設けましたが、実際に暮らし始めたオーナーご夫婦に話を聞くと「急な来客の際にもドアを閉めるだけで隠せるから使いやすい」という意外な評価も。『猫ファースト=人ファースト』な機能です。イスを置いたままでも、干渉せずにドアを閉められるよう設計されている点がポイントです。
★見た目と使いやすさを両立したウォークインクローゼット
洋服が大好きな奥様のための、大容量ウォークインクローゼット。中央に壁パネルを設けて2通路にすることで、収納量と使い勝手にこだわりました。正面から見た際、棚部分が隠れるように設計し、スッキリと見せる工夫をしています。
担当者コメント
LIXILリフォームショップアース ホームコーディネーター 石毛
弊社との出会いは、義理の息子さんが弊社のホームページを見てくれて、 問い合わせを頂きました。 物が多かったので、この機会に断捨離をする。ということで 収納量を極力取らないようにしました。 洋服専用のクローゼットを用意。 弊社の施工事例を何件か見て回っていただき、レッドシダーを すごく気に入ってくれていました。 いたるところにレッドシダーをつかい、コーディネートしました。 ネコと暮らすということは前提であったので、猫と楽しく暮らせるよう キャットウォークを提案。 独立した子供も月に何度かかえってきては、孫を連れてくるそうです。 孫がネコと一緒に遊んで楽しい時間を過ごされているようです。 ありがとございました。