★グレーカラーで落ち着きのあるリビングタイムを
今回のリノベーションはくすんだブルーやグレーをアクセントカラーに用いたシンプルな北欧テイストとグレージュのコンビネーション。奥様こだわりの素材感のある優しいベージュカラーの石目タイルを貼ったアクセント壁。造作のテレビボードも備え、家族が集うLDKの中心となりました。ご主人がサイズと質感にとことんこだわったダークグレーのソファ。4人家族全員をゆったりと包み込む、理想的なくつろぎ空間になりました。さらに後日、ヘッドレストも追加されました。今頃きっと、極上の座り心地を家族みんなで味わっていることでしょう。リビングから二段上がった位置にあるガラス格子の先の書斎エリア。そんな広がりや奥行きも含めて、ゆとりを感じるLDK空間となっています。オーナーご夫婦が一番こだわったのは、グレージュ(グレー+ベージュ)のフローリング(LIXILラシッサDラテオ/ウォルナット)。今年も引き続き人気のカラーは、空間全体をほどよいグレージュカラーでまとめることで、透明感のある空間に。さらに高機能で防音L45をクリアしています。
★キッチンは見た目も機能も譲れません
キッチンはグレージュな床とも相性バッチリの、同じトーンの木目タイプをセレクト。I型のキッチンカウンター後ろには、家事動線にこだわったカップボードや大容量の収納棚を配置。アクセントにグレー、ブルーに加えてグリーンカラーもミックスされたモザイクタイルを貼ることで、室内のグリーンとの調和も図ります。
★家族みんなで使える小上がりの書斎
もともと畳だったスペースは、小上がりの書斎に。全体のトーンに合わせた優しいグレーのタイルカーペットにすることで、ちょっとモダンに。白をベースに、アクセントカラーのくすんだブルー&グレーの壁に、ガラス格子やタモの木目が印象的なブックシェルフなど、『北欧テイスト×和モダン』な書斎空間になりました。なお、今回のリノベーションではすべてのサッシに内窓(LIXILインプラス)を追加し、断熱性能が飛躍的に向上しました。デザイン性だけでなく、住み心地にも配慮したご提案をしています。
★ホテルライクな洗面化粧台で素敵な一日を
メタリックなラメ感のあるグレーの濃淡の壁に、高級感のあるダークな木目のカウンターが映える、ホテルライクな設えの洗面空間。洗面台の背面には、小物やタオル類を収納できるクローゼットを備えました。パイプスペースを隠すロールスクリーンは、2019年のミラノサローネでも人気のグレージュにピンクをアクセントに加えるカラーリングを意識した奥様セレクトです。造作の洗面台は、木目のシートがオシャレなだけでなく、継ぎ目のないボウルをセレクトすることで、お手入れしやすく機能的なデザインが◎。
★リラックスタイムを演出する水まわり
もともと1216サイズだったバスルームを1616へと拡大。その分、子ども部屋は圧縮されましたが、毎日使うリラックスタイムがより充実したものに。アクセントパネルは黒の石目調をチョイス。LIXILのなかでも不動の人気を誇るデザインパターンです。
★照明計画で質の高い眠りをサポート
主寝室はヘッドボード上部に調光機能付きの間接照明を。スムーズな入眠を促す環境づくりを意識した照明計画をご提案しました。ディスプレイアイテムの演出光としても効果的です。
担当者コメント
LIXILリフォームショップアース ホームコーディネーター 石毛
最初の出会いは、弊社のリノベーションセミナーにお越しいただきました。 これから購入しようとするマンションをリノベーションしたいので、というところから 話が始まりました。 「書斎が欲しい」というところが一つのキーワードとして、間取りをつくりました。 リビングでは家族みんながくつろぐスペース。 書斎は趣味や勉強を集中してできるスペース。 次に収納スペース。 節句ものをしまうスペース、アウトドアをしまうスペースをどう確保するかが課題。 そこで、書斎を小上がりにしたのう一つの理由として、1年にそう何度も出さないものを 小上がりの下に収納すりょうにご提案させていただきました。 工事中も何度も打合せを重ねイメージのすり合わせをしながら進めてきました。 ありがとうございました。