もともと奥さんの持ち家だった中古住宅を間取変更や床、壁、天井のリフォームをしたうえで入居したのですが、浴室・キッチン・2階和室など手つかずの部分もあったことと、入居当時はどんな生活にしたいか?どんなリフォームの方法があるのか?がわかっておらず、子供が小学生に上がり、今後の生活スタイルや物の増え方のリズムが見通せてきた今、「理想の家」像が見えてきて実現しようと思いました。 リビング空間。8帖にソファ、ピアノ、座卓、壁掛TVなど、一般的なリビングの配置でくらしていたものの、床のカーペットに直に座る生活スタイルである我が家にとって、実際の人がくつろぐ精神的な有効面積としては、動線やソファ上、ソファ横の角の空間などを除くと8帖のうち1帖と少ししかないことに気づき改めてびっくりしました。また、物が雑多に広がる状況が常態化してしまい、より部屋が狭く感じていたため、いかに物が整理整頓されており、床面積を最大限利用できるかを考え、リビング空間の造作設計で問題が解消できるお家にしたかったです。 今回、家を広くしたいためのリフォームでしたが、キッチンもリビングも、部屋を広げる!とは真反対に、2mや3m近くあった隣接部屋との開口部を80cm程度に減らし壁を増やす設計にしました。縦続きに3部屋の空間をあえて区切ったことで、部屋が狭くなるかと思われがちですが、部屋間の開口部を生活動線にあわせて一直線にしたことで、空間のつながりを感じ、壁ができたことで壁の両面に物を置いても許容できる空間ができたことで、見えない部分が出来、視覚的なごちゃごちゃを減らし、1部屋1部屋を広く感じることができました。
担当者コメント
LIXILリフォームショップウッドテックキムラ 営業 蝦名
2022年のGW目前に(細かい調整含めるとGW中に)自宅のダイニングキッチンの改装が終わりました。 キッチンの改装に伴い、どのキッチンにしようか悩んだのですが、壁付から変更する考えもなく、ベースになる考えはコンロをどうするか?でした。リフォーム前は3口ガスコンロ魚焼きグリル付きだったのですが、魚焼きグリルを使用したことがなかったため、グリルレスコンロを選べることが条件となりました。とはいえ、コンロ自体は個別にネットで取り寄せる予定だったので、キッチン本体がグリルレス収納対応になるかどうか・・・?予算的な兼ね合いからLIXILのシエラSかクリナップのラクエラが候補だったのですが、もともとグリルレスコンロを選ぶことができるクリナップに。 低価格帯のキッチンのため、収納が3段ではない、奥行きも中価格帯以上の品に比べ浅い、フレームが木、などの点もありますが、上位グレードでも低価格帯ながら面材も今流行のラスティを選べるなど、「キッチンは家具と考える」のキャッチコピー通りに思い描いていたコーディネートができました。